レビュー

装備を集めてビルドを構築し塔の上を目指すインフレ型ハクスラローグライクゲーム「Megaloot」レビュー


「敵を倒し、ドロップしたアイテムで自分を強化する」というハック&スラッシュの面白さをメインに、「ターン制バトル」や「ローグライク」などを絶妙に組み合わせてリプレイ性を高めたゲームが「Megaloot」です。実際にプレイしてみてどんなゲームなのかを確かめてみました。

Steam:Megaloot
https://store.steampowered.com/app/2440380/Megaloot/


今回の1ゲームのプレイ全体の様子を下のムービーに録画しています。記事の途中で、必要に応じて時間指定したムービーを埋め込みますが、その他に確認したい場面がある場合はチェックしてみてください。

装備を集めてビルドを構築し塔の上を目指すインフレ型ローグライクゲーム「Megaloot」フルプレイムービー - YouTube


Megalootが起動したら、まず右上の歯車マークをクリックします。


「misc」タブで言語を「日本語」に変更し、「BACK」をクリック。


日本語になりました。さっそくゲームをプレイしてみます。「新しいゲーム」をクリック。


まず冒険者を選択するよう指示されます。


記事作成時点では10人の冒険者が存在していました。冒険者はそれぞれパラメーターが異なっており、カーソルをあわせると詳しい説明がポップアップします。ポップアップした説明の右上にあるマークが消えるまで待機すると、ポップアップが固定されてより詳しい情報を確認できるようになります。


マークだけでは何の事か分かりませんが、説明があればそれぞれどんなステータスなのかが把握できます。ポップアップした説明ウィンドウはいくつでも重ねられるため、何も知らずにゲームを始めてもその場で攻略方法を考えることができます。


今回は左上にいる「フレン」というキャラクターを選択しました。キャラクターを選択すると、ボーナスが選択できるようになります。今回は「与えるダメージと受けるダメージが50%向上」のほか、「物理攻撃」「戦闘」「貫通」というステータスのボーナスを取得しました。設定できたら「スタート」をクリック。


ゲーム画面はこんな感じ。左下にショップがあり、最初の所持金である15ゴールドで装備を調えることができます。


アイテムは右クリックで購入可能。アイテムを購入すると、そのスロットに1段階レア度が高い装備が出現します。今回は「コモン」の武器を買ったので、「アンコモン」のアイテムが出現しました。


購入したアイテムはドラッグ&ドロップで装備可能。また、ショップにドラッグ&ドロップすると売却することができます。


アイテムにはそれぞれ「セット」が設定されています。「セット」と名前が付いているものの、アイテム1つ装備するだけでそのセット効果も発動可能。今回は「訓練用剣」を装備したので「木」セットと「スピード」セットの効果が発動しました。


アイテムセットの効果は強力なものの、同時に3種類までしか発動できず、追加でアイテムを装備しようとしても「アイテムセット制限に到達」と表示されて装備できません。


各種ステータスにカーソルをあわせると関連するステータスがまとめて表示されます。


準備ができたら「入る」をクリックして塔に入ります。


敵が出現し、右下に「砂時計マーク」「変換」「攻撃」の選択肢が現れました。バトルはターン制で、必ず自分のターンから始まります。砂時計マークは「何もしない」というアクションで、「変換」はショップに並んでいるアイテムを消費して一時的なブーストを行うアクション、「攻撃」は敵を攻撃するアクションです。


敵を倒すとゴールドを落としました。こうして入手したゴールドで新たにアイテムを購入し、より強い敵を倒してより多くのゴールドやアイテムを入手し……というサイクルを繰り返すゲームです。


商人も一緒に入っているのか、通信販売なのかは分かりませんが、塔の中でもショップは利用可能で、入手したゴールドをすぐに使用できます。商品は自動では更新されないので、ゴールドを払って「更新」アクションを行う必要アリ。連続で更新すると必要なゴールドの量が増えますが、バトルを行えばリセット可能です。


商品をクリックすると錠マークが付いてロックされ、更新アクションを行ってもアイテムをキープできるようになります。


同じレア度の同じアイテムを2つ重ねることでレア度が1段階上昇し、緑色の文字で示されている分だけステータスが向上します。レア度は「コモン」から始まり、「アンコモン」「レア」「レジェンダリー」「ミシック」「エターナル」「アビサル」「コズミック」「デバイン」の9種類。


画面の上部に現在のフロア数とそのフロアの残りバトル数が表示されています。


また、統計マークのタブに切り替えると各種のステータスを確認できます。


フロア1をクリアしました。フロアをクリアするごとに「ブラックマーケット」にアクセスでき、所持アイテムを1つ分解して永続的なステータスに変換することができます。


フロア5まで登ってきました。今回はスカウトセットの「回避」を主体に、「当たらなければノーダメージ」というコンセプトでアイテムを選択してみました。フロア5の最終戦闘の様子は下のムービーで確認できます。

Megalootでフロア5をクリアするシーン - YouTube


基本的に「攻撃」だけで攻略を進めることができますが、途中で「敵が強すぎる」と感じた場合、「変換」アクションを使って一時的にステータスをブーストするのも有効です。


「変換」アクションを選んだ後、ショップのアイテムにカーソルをあわせると「そのアイテムを変換するとどんなステータスがもらえるのか」を確認可能。問題なければクリックでアイテムを変換します。


変換は1回のバトルにつき1回だけ実行できるアクションですが、1回の変換アクションで変換する装備の数に制限はありません。今回はショップに並んでいる全てのアイテムを変換し、「終了」をクリックしました。


「変換」の様子は以下のムービーで確認できます。なお、「変換」アクションをしてもターンは消費されず、そのまま「攻撃」アクションを行う事が可能です。

Megalootでアイテムを変換するシーン - YouTube


しばらく順調に攻略を進めていましたが、途中で「雲ドラゴン」が2体出現しました。


このドラゴンは「ゲイルファイア」という能力を持っており、1マナ使用して回避が使用不可になる「速度低下」というデバフを与えてきます。


1体だけであればこちらの先制攻撃で倒して問題なく進めるのですが、2体の場合どうしても攻撃が当たってしまい耐えられませんでした。なお、Megalootでは不運対策なのか、1回だけ死んでもやり直せるようになっています。

Megalootでは死んでも1回だけやり直せる - YouTube


しかし今回は純粋に実力不足であり、やり直したものの結局死んでしまいました。死ぬとリザルト画面が表示され、死因と「全プレイヤーの中でどれくらい進めた方なのか」を教えてくれます。遺言を入力するとランキングで遺言を伝えられる模様。特に遺言を入力しなくても「決定」を押せば進むことができます。


タイトル画面で「ライブラリ」をクリックするとさまざまなゲームデータを確認可能です。


冒険者一覧画面では到達できた最大階層に応じて枠がつきます。「アイテム」や「モンスター」画面では出現するアイテムやモンスターの一覧を確認できるので、あらかじめどんな方向に冒険者を育てるのか考えておくのも良さそうです。


特に周回ボーナスなどは存在しませんが、これまでの周回で蓄えた「自分の知識」を使って攻略していくのが楽しく、死んだときにもう一回プレイしたくなるゲームです。

「銀」セットでデバフを浄化し、「王家」セットでデバフを無効化しつつ「クロアルマ」セットで受けたダメージを毒にして返すというビルドはこんな感じ。

Megalootの銀・王家・クロアルマビルド - YouTube


記事作成時点では60階が1つの到達点となっており、出現するアイテムや敵は60階で打ち止めとなります。それ以降は純粋に敵のスケールが上昇する中どこまで高みを目指せるのかという勝負に。


なお、編集部員が本気で挑んでみた結果、160階までは到達できることが確認できました。

装備を集めてビルドを構築し塔の上を目指すインフレ型ローグライクゲーム「Megaloot」160階の様子 - YouTube

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