レビュー

バッテリー込みでわずか137gの軽量機体に4K撮影可能なカメラを搭載したVlog撮影にぴったりなDJIのドローン「DJI Neo」外観レビュー

DJI NeoとDJI RC-N3 送信機


DJIから、約135gという軽さを実現しつつ4Kムービーを撮影可能なカメラを搭載した小型軽量ドローン「DJI Neo」が2024年9月5日(木)に発売されました。そんなDJI Neoを借りられたので、まずは本体や送信機の外観を徹底的にチェックしてみました。

DJI Neo - この手から舞い広がる、新たな創造性 - DJI
https://www.dji.com/jp/neo

DJI Neoは「DJI Neo本体のみ」「ドローン本体は付属せず、3つのインテリジェント フライトバッテリーやDJI Neo 2WAY充電ハブが付属する『DJI Neoコンボ』」「本体・インテリジェント フライトバッテリー・DJI Neo 2WAY充電ハブなどすべてが付属する『DJI Neo Fly Moreコンボ』」という3種類のセットが存在しています。今回は、DJI Neo Fly Moreコンボをレンタルしました。

DJI Neoのパッケージ


箱の中には、DJI Neo本体やDJI RC-N3 送信機、RCケーブル、インテリジェント フライトバッテリー、DJI Neo 2WAY充電ハブ、スペアプロペラ、スペアプロペラねじ、プロペラ交換時に使うドライバー、USB Type-Cケーブル、説明書類が入っていました。なお、インテリジェント フライトバッテリーは本体にあらかじめ装着されているものも含めて3つ入っています。

DJI Neoの付属品


◆DJI Neoの外観をチェック
DJI Neo本体の見た目はこんな感じ。

DJI Neo本体の見た目


ジンバルプロテクターを取り外すと、ジンバル付きカメラが姿を現します。カメラのセンサーサイズは1/2インチで、焦点距離は35mm判換算で13mm、最大静止画サイズは4000×3000ピクセルで、最大動画解像度は3840×2880ピクセル(4K)です。なお、動画撮影時のフレームレートはフルHDで最大60fps、4Kで最大30fpsです。

DJI Neoのカメラ


天面には操作用のボタン。

DJI Neo操作用のボタン


下部には電源ボタンとUSB Type-Cポートが搭載されています。

DJI Neoの電源ボタンとUSB Type-Cポート


右側面、左側面にボタン等は搭載されていません。

DJI Neoの側面


裏面はこんな感じ。

DJI Neoの裏面


前方部には障害物を検知するビジョンシステムが搭載されています。

DJI Neo裏面のビジョンシステム


後部にはインテリジェント フライトバッテリーを装着できます。なお、最大飛行時間は約18分とのこと。

DJI Neoのバッテリーを取り外す


4つのプロペラは全方位プロペラガードで保護されています。

DJI Neoのプロペラ


DJI Neoのサイズは130×157×48.5mmです。

DJI Neoのサイズ


バッテリーを含めた重量は実測で137gでした。

DJI Neoの重量


以下は詳細なDJI Neoのスペック表。ストレージは外付け不可で容量は22GBのため、撮影の際には残り容量などに気を配る必要があります。

 項目性能
機体最大上昇速度3m/s
最大下降速度2m/s
最大水平速度16m/s
運用限界高度2000m
最大航続距離7000m
カメラレンズ

FOV:117.6°
焦点距離(35mm判換算):13mm
絞り:f/2.8
フォーカス調整:0.6m~∞

ISO感度100~6400
シャッター速度

写真:1/8000~1/10秒
動画:1/8000~1/30秒

最大静止画サイズ12MP
写真フォーマットJPEG
動画解像度

電子式映像ブレ補正(EIS)オフ:
4K(4:3):3840×2880(30fps)
1080p(4:3):1440×1080(30・50・60fps)
EISオン:
4K(16:9):3840×2160(30fps)
1080p(16:9):1980×1080(30・50・60fps)

動画フォーマットMP4
最大動画ビットレート75Mbps
内部ストレージ容量22GB


◆DJI RC-N3 送信機の外観をチェック
DJI RC-N3 送信機の見た目はこんな感じ。ファンクションボタンや飛行停止ボタン、フライトモードスイッチ、電源ボタン、カメラ切替ボタンが搭載されています。

DJI RC-N3 送信機の外観


底面には操作スティックのほか、USB Type-Cポートを搭載。

DJI RC-N3 送信機の底面


操作スティックは押し込まれているだけなので、工具不要で取り出すことが可能です。

操作スティックを取り外す


操作スティックを表面に取り付けるには、指でねじ込むだけでOK。

操作スティックの取り付け


裏面にボタンなどは配置されていません。

DJI RC-N3 送信機の裏面


上部にはジンバル制御ダイヤルやアンテナ、シャッターボタンが搭載されています。

DJI RC-N3 送信機の上面


送信機上部のパーツは引き出すことが可能。

DJI RC-N3 送信機の上部パーツを引き出す


送信機にスマートフォンを取り付けることもできます。

DJI RC-N3 送信機にスマートフォンをセット


◆DJI Neo 2WAY
DJI Neo 2WAY充電ハブの見た目はこんな感じ。

DJI Neo 2WAY充電ハブの外観


充電ハブを使うことで最大3個のインテリジェント フライトバッテリーを充電することができます。

DJI Neo 2WAY充電ハブで3つのバッテリーを充電


側面には電源ボタンのほか、入力用のUSB Type-C端子も搭載されています。充電ハブにバッテリーが収納されている場合、USB Type-Cポートを介してモバイル端末やタブレットなどに電力を供給することも可能です。

DJI Neo 2WAY充電ハブの側面


なお、DJI Neoは公式オンラインショップなどで購入が可能で、送信機などが付属する「DJI Neo Fly Moreコンボ」の記事作成時点でのAmazon.comでの価格は税込5万7200円です。

Amazon.co.jp: DJI Neo ドローン カメラ付き 4K UHDカメラ搭載 小型ドローン fpv 135g軽量 自動追跡ドローン 室内外 空撮ドローン 手のひらから離陸 AI被写体追跡 自動帰還 クイックショット 手ぶれ補正動画 アプリ手動操作 内蔵プロペラガード(コントローラー不要)バッテリー1個付き : おもちゃ


・つづき
DJIの超小型軽量ドローン「DJI Neo」を飛ばして4K空撮映像を撮影してみたよレビュー - GIGAZINE

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by log1r_ut

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