レビュー

5.1K・50fpsのムービー撮影&46分間の航続時間を実現したハイスペックドローン「DJI Mavic 3」フォトレビュー


ドローンやアクションカメラを展開するDJIが最大5.1K・50fpsでのムービー撮影が可能なフラッグシップ機「DJI Mavic 3」を2021年11月にリリースしました。5.1K・50fpsや4K・60fpsといった高画質ムービーを撮影可能で46分という長時間の航続時間を実現した「DJI Mavic 3」を実際に触る機会を得たので、まずはその外観を撮影しまくってみました。

DJI Mavic 3 - その映像は、全てを凌駕する - DJI
https://www.dji.com/jp/mavic-3

・目次
◆1:「DJI Mavic 3 Fly More コンボ」を開封してみた
◆2:DJI Mavic 3の外観チェック
◆3:送信機の外観チェック
◆4:専用キャリーバッグは利便性抜群

◆1:「DJI Mavic 3 Fly More コンボ」を開封してみた
「DJI Mavic 3」は単体販売に加えて、充電器や専用キャリーバッグが付属する「DJI Mavic 3 Fly More コンボ」や、1TBのSSDを搭載した「DJI Mavic 3 Cine Premium コンボ」がラインナップされています。今回は、「DJI Mavic 3 Fly More コンボ」を触ってみます。


箱の中には、専用キャリーバッグが入っていました。


キャリーバッグの中には「DJI Mavic 3」の本体や付属品が収納されています。


キャリーバッグの中身を全部取り出してみました。左から順に「DJI Mavic 3」本体・機体コントロール用の送信機・バッテリー(2個)・予備プロペラ(2種、各2枚)・ポータブル充電器です。さらに、小物類が入った黒い箱も入っていました。


黒い箱の中身はこんな感じ。左上から順にNDフィルターセット・充電ハブ・送信機とスマートフォンを接続するケーブル・充電&データ通信用のUSB Type-Cケーブル・予備の操作スティック・予備のプロペラ・説明書類です。


◆2:DJI Mavic 3の外観チェック
「DJI Mavic 3」は、保護カバーに包まれた状態でキャリーバッグの中に収納されています。


保護カバーは伸縮性のあるバンドで固定されており、固定部分を指でつまむだけで簡単に外せます。


保護カバーを外すと、DJIのロゴが姿を現しました。


羽を展開した「DJI Mavic 3」の見た目はこんな感じ。


底面には障害物センサーと補助ライトが2個ずつ搭載されています。


正面には2種類のカメラと障害物センサーが搭載されています。メインカメラのセンサーは4/3型CMOSで、有効画素数は20MP。焦点距離は24mm(35mm換算)で最大5.1K(5120×2700ピクセル)・50fpsのムービー撮影が可能です。もう1つのカメラは1/2インチ CMOSセンサーを搭載しており、焦点距離は162mm(35mm換算)でズーム撮影を担当します。


後方には上方向と水平方向に対応した障害物センサーが2個ずつ搭載され、バッテリーも装着されていました。


また、後方のカバーを外すと、microSDカードスロットとUSB Type-Cポートが現れます。


左側面にはスリットが複数空いています。


右側面にもスリットが設けられており、特にボタンなどは配置されていません。


保護カバーも含めた重さは、実測で969gです。


◆3:送信機の外観チェック
「DJI Mavic 3 Cine Premium コンボ」には高輝度ディスプレイを搭載した送信機「DJI RC Pro」が付属しますが、今回使う「DJI Mavic 3 Fly More コンボ」にはディスプレイ無しの「DJI RC-N1 送信機」が付属しています。「DJI RC-N1 送信機」の操作部分にはカスタムボタン・写真/ムービー切替ボタン・ホバリングボタン・飛行モード切替ボタン・電源ボタンが配置されています。


右側面は、大部分が滑り止め素材で覆われています。


左側面も同様。


この滑り止め素材は送信機の裏側まで続いており、ガッシリとホールド可能になっています。


送信機の底面には、スティックが2本収納され、中央には充電用のUSB Type-Cポートが配置されており……


操作部分に工具無しで取り付け可能です。


送信機の上部にはカメラの角度調節ダイヤルとシャッターボタンが搭載されており……


中央の黒い部分を引っ張り出すと、スマートフォンを固定できます。


送信機の重さは、実測で383gでした。


◆4:専用キャリーバッグは利便性抜群
「DJI Mavic 3 Fly More コンボ」には、「DJI Mavic 3」本体や付属品をピッタリ収納できるキャリーバッグが付属しています。


キャリーバッグに「DJI Mavic 3 Fly More コンボ」の同梱物を全て詰め込むと、重さは4.5kgに達します。


重さが4.5kgあるので、こんな感じに片手で長距離を持ち運ぶのはツライと感じますが……


このキャリーバッグには複数のストラップが隠されており、持ち運び方を変更可能。


例えば、キャリーバッグの背面に隠されたストラップを使えば……


メッセンジャーバッグのような運び方ができます。


また、内部のファスナーを開くと幅広のストラップが現れ……


こんな感じに、バックパックとして持ち運ぶことも可能です。ドローンを飛行させる際は本体・送信機・バッテリー・予備のプロペラなど必要が物が多く、小型のドローンでもゴチャゴチャしがちですが、このキャリーバッグを使えば荷物を1つにまとめられるので便利です。


・つづき
「DJI Mavic 3」の初期設定手順や飛行性能を確かめたレビュー記事を、以下のリンク先で公開しています。

DJIのフラッグシップドローン「DJI Mavic 3」の初期設定手順や飛行性能を確かめてみた - GIGAZINE

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by log1o_hf

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