乗り物

アメリカ空軍研究所(AFRL)が秘密の無人偵察機「ULTRA」の情報を公開


アメリカ空軍研究所(AFRL)が無人での長時間飛行が可能な偵察機「ULTRA」の情報を公開しました。ULTRAは450ポンド(約204キログラム)以上の荷物を積載可能で、80時間以上飛行し続けることができます。

Unmanned Long-endurance Tactical Reconnaissance Aircraft (ULTRA) – Air Force Research Laboratory
https://afresearchlab.com/technology/ultra/

ULTRAは「Unmanned Long-endurance Tactical Reconnaissance Aircraft(無人長航続戦術偵察機)」の略称です。ULTRAは太平洋地域での偵察任務を目的とした機体で、自動防衛システムなどを開発する企業「DZYNE Technologies」と共同開発されました。

ULTRAの見た目はこんな感じ。有人スポーツグライダーをベースに開発されており、コストを抑えつつ高い耐久製を確保しています。


航続時間は80時間以上で、200キログラム以上の荷物を積載可能です。


また、電気工学/赤外線センサーや無線センサーなどの各種センサーを搭載しており、偵察ミッションをこなすことが可能。これらのセンサーは比較的安価なものを採用していますが、ULTRAは低い高度を飛行するため十分な情報を収集できるそうです。


さらに、ULTRAは操作が容易なことも特徴とされており、操縦者は人工衛星を介して地球上のどこでもULTRAを操作できるとのことです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ウクライナ軍がロシア軍機を破壊した「段ボール製ドローン」のスペックや特徴を画像付きで詳しく解説 - GIGAZINE

マッハ3.2で空中分解したSR-71「ブラックバード」パイロットの体験記 - GIGAZINE

15年以上の開発を経て実戦配備が決定した最新鋭ステルス戦闘機「F-35」、その苦難の歴史まとめ - GIGAZINE

アメリカとイギリスがAIドローン数千機を供与予定&ウクライナは自国でFPVドローン100万機を製造予定 - GIGAZINE

ロシアの教会学校で「戦闘用ドローン操縦法を教える神父」が雇われている - GIGAZINE

第二次世界大戦時の空軍兵士についての貴重なデータが詰まったCD-ROMのISOイメージファイルが公開中 - GIGAZINE

in 乗り物, Posted by log1o_hf

You can read the machine translated English article here.