Threadsがキーワードミュート機能の「非表示ワード」対象範囲をフィード・検索・プロフィールに拡大
ThreadsとInstagramの責任者であるアダム・モッセーリ氏が、これまで返信にのみ適用されていた「非表示ワード」の対象範囲を拡張し、フィード、検索、プロフィールからも不要なキーワードをフィルタリングできるようすると発表しました。
「非表示ワード」にアクセスするにはアプリから設定ページを開きます。
「プライバシー設定」をタップ。
「非表示ワード」をタップ。
「カスタムの言葉・フレーズを管理」をタップ。
フィルタリングしたい言葉をカンマ区切りで入力して「追加する」をタップ。
以下のように追加され、当該キーワードが含まれる投稿が表示されなくなります。ただ、記事作成時点で手元のAndroid端末では「フィード」等への範囲拡大を確認できませんでした。
これまで「非表示ワード」の適用範囲は投稿への返信のみでしたが、2024年4月26日以降、フィード、検索、プロフィールにも適用されるようになるとのこと。
「非表示ワード」の範囲拡大に加え、投稿を引用できる人を選択する方法や、投稿の通知をミュートする機能もテスト中とのこと。モッセーリ氏は「これらの機能により、Threadsでの体験をより自由にコントロールできるようになり、Threadsが前向きな会話の場として維持されることを願っています。テストに参加された方はご意見をお聞かせください」と述べました。
発表2日前の4月24日にはMetaの決算が発表されていて、2024年第1四半期(1月~3月)の収益は前年同期比27%増の364億5500万ドル(約5兆6700億円)と好調だったことが示されました。特にInstagramやThreadsなどで表示される広告のインプレッションが前年同期比20%増加していたほか、広告当たりの平均価格も6%上昇していたとのこと。
Metaは近年AIに力を入れており、2024年は自社のAIロードマップをサポートするインフラ投資を引き続き加速させるため、通年の資本支出の予想額を最大100億ドル(約1兆5500億円)ほど増額すると発表しています。Metaが発表したAIアシスタントは公開以来何千万人もの人に使われてきたそうですが、最先端のAIを構築するには大規模な作業が必要で数年以上を要する可能性が高く、今後を見据えて収益化のための複数の方法を検討中とのことです。
・関連記事
Metaが次世代のオープンLLM「Llama 3」を公開、無料で商用利用可能なモデルの中では過去最高の性能 - GIGAZINE
Threadsが古い投稿をアーカイブできるようにする新しいオプションをテスト中 - GIGAZINE
ThreadsはInstagramに依存したDM機能を採用する予定、「Threads独自のDM機能は想定していない」とMeta - GIGAZINE
Threadsが「インプレッション数に応じて現金報酬を受け取れるボーナスプログラム」をテスト中 - GIGAZINE
・関連コンテンツ