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Starlinkの衛星が今どこを飛んでいるのかをリアルタイムで表示する「STARLINKMAP.ORG」


起業家であるイーロン・マスク氏の宇宙企業「SpaceX」が展開している「Starlink」は何千基もの人工衛星で構築したネットワークを介した通信インフラサービスで、世界中のどこにいてもインターネットに高速でアクセスできます。そんなStarlinkの人工衛星が今どこに飛んでいるのかをリアルタイムで把握できるマップ「STARLINKMAP.ORG」が公開されています。

STARLINKMAP.ORG - Real-Time Starlink Satellite Tracker
https://www.starlinkmap.org/

STARLINKMAP.ORGにアクセスするとこんな感じ。画面右側に地球儀が表示され、おびただしい数の赤い点が描かれていますが、この点すべてがStarlink衛星を示しています。衛星の動きがアニメーションで表示されますが、デフォルトだと16倍速となっているので、右上の「Live」をクリックします。


すると、Starlink衛星の位置情報がリアルタイムで表示されます。


地球儀はドラッグすることで動かすことができ、マウスホイールの操作でズームイン・アウトが可能。記事作成時点で日本の上空にあった衛星をクリックしてみると、「STARLINK-5081」という衛星の名前が表示されました。さらに右上には、NORAD ID(衛星カタログ番号)、COSPAR(国際衛星識別符号)、Orbit(軌道高度と軌道傾斜角)が表示されます。


STARLINKMAP.ORGの画面左側には、Starlinkの人工衛星の数が表示されています。記事作成時点だと、人工衛星は合計で5601基で、そのうち第1世代のものが4332基、第2世代のものが1269基でした。また、軌道を離れて焼却処分された衛星が376基、これまでSpaceXによって打ち上げられた衛星が5977基あるとのこと。


なお、ソーシャルニュースサイトのHacker Newsに寄せられたコメントによると、Starlink衛星の軌道傾斜角のほとんどが53度に設定されているとのことです。

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in レビュー,   ネットサービス, Posted by log1i_yk

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