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スマホを空にかざすだけでStarlinkの衛星通信状況をすぐにチェックできるStarlink公式アプリを使ってみた


宇宙企業・SpaceXによる人工衛星インターネットサービス「Starlink」の日本での提供が、2022年10月に始まりました。Starlinkは通常のインターネット回線が届かないエリアでも通信が可能になるという利点がありますが、Starlinkを利用するには肝心の衛星通信が届く場所であることが重要。iOS・Android向けに配信されているStarlinkの公式アプリを使うと、衛星通信状況をその場でチェックできるとのことなので、実際に使ってみました。

「Starlink」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/starlink/id1537177988

Starlink - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.starlink.mobile

今回はiPhoneで計測するため、iOS版を使ってみました。App Storeのページで「入手」をタップしてインストールします。


Starlinkアプリを起動。ローカルネットワーク上のデバイスの検索および接続を求められるので「許可」をタップ。


「CHECK FOR OBSTRUCTIONS」をタップします。


位置情報の使用を尋ねられるので、「Appの使用中は許可」をタップしました。


カメラへのアクセスを求められるので、「OK」をタップします。


Starlinkアプリは、カメラで周囲を撮影しながら衛星通信状況を計測します。計測したい場所に移動したら「I'M READY」をタップ。


どんな感じで計測するのかは、実際にGIGAZINE編集部で計測してみた以下のムービーを見るとよくわかります。天井にカメラを向けると小さな球体が出現し、ポコポコと吸い込みます。この球体をすべて吸い込むと計測完了となります。

「Starlink」公式アプリでGIGAZINE編集部の衛星通信状況を計測してみた - YouTube


球体をすべて吸い込むと自動で計測が始まります。


計測が終わると結果が表示されました。室内だったので、あまり通信状況はよくなかったようで、「もっといいスポットを探してください」というメッセージが表示されました。


そこで、屋外に出て再び計測。


さきほどよりは障害物が減って通信状況はよくなったようですが、やはり「もっといいスポットを探してください」と表示されました。記事作成時点でStarlinkは日本だと東京以北と北海道南部のみで提供されているため、今回の計測場所だとStarlinkのサービスを利用することはできません。

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in レビュー,   モバイル,   ソフトウェア,   ネットサービス,   動画, Posted by log1i_yk

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