取材

サイバーコネクトツーの国内第3の新拠点・大阪スタジオを見せてもらった


戦場のフーガ』シリーズや『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』、『NARUTO×BORUTO ナルティメットストームコネクションズ』などの開発で知られるゲーム会社・サイバーコネクトツーが、2024年2月、新たに大阪スタジオを開設したということで、スタジオ内を見せてもらいました。

サイバーコネクトツー大阪スタジオ 特設サイト
https://www.cc2.co.jp/osakastudio/

サイバーコネクトツー大阪スタジオのあるフロアに到着。


エントランスには大きく会社名のロゴがあり、過去にリリースしたパッケージが飾られていました。手前には会議室への入口があり、オフィスを通ることなく会議室に入れます。


右手側にはオフィスへの入口と、サウンドルームへの入口が並んでいました。


スタジオ内を案内してくれたサイバーコネクトツー代表取締役・松山洋さんの隣に広がるのがオフィススペース。2024年2月開設のスタジオで、まずは開発メンバーや総務などあわせて約10人での船出となっています。採用活動はこれからですが、3年で80人規模に拡張することを目指しているとのことで、すでに奥の方にもデスクが並び、電源、ケーブル類の用意が完了していました。


自らのデスクの前に立つ松山さん。今のところ、デスクは2ブロック分を使用中。


未使用のデスクの向こうには、開設記念パーティー時にサイバーコネクトツーのゲームを遊べるスペースになっていた試遊台が置かれています。棚の向こうの部屋は物置やサーバールームになっているとのこと。


準備済みのデスクが、新たな仲間を待っています。


部屋の奥の方から振り返ったところ。メンバーをワンフロアに集めるのは200人規模の福岡スタジオでも同様の方針でした。


広大なフロアをカバーする、ネットワークの中継ラック。


自分のデスクに立つ松山さん。デスクがすべてスタンディングデスクなのは、立って仕事したほうが集中できるケースがあるなどの働き方への配慮のほか、海外から来たスタッフも含めると体格もいろいろなので、細かく調整できた方がいいという事情もあるそうです。


壁際に設けられた大きなハンガースペース。


立てかけられたハンディ掃除機。サイバーコネクトツーでは「自分たちのオフィスは自分たちで掃除する」という文化があり、終業後に掃除機をかけるとのこと。


オフィススペースに隣接するリラクゼーションルーム。


「みんなが見ている・読んでいる作品は当然知っておかなければいけない」という松山さんのポリシーを反映した社内ライブラリが、福岡スタジオと同じように設けられています。数は今後も増やしていく予定だとのこと。右手側の棚には、サイバーコネクトツーが過去にゲームを開発した作品に関連する本や映像ソフトなどがまとめられていました。なお、プロジェクターとスクリーンも設置されており、時には上映会も行われているそうです。


リラクゼーションルームは常時人がいるわけではないからか、ロボット掃除機が待機していました。


オフィススペースからもエントランスからもアクセス可能なサウンドルーム。


収録用のスタジオも備えており、ボイス撮りや配信なども可能となっています。


そして、会議室。


ここにも、過去作品のアイテムが展示されていました。


この新たなスタジオで、12年ぶりに代表取締役社長・松山洋さんのお話をうかがいました。

・つづく
ゲーム会社としてオリジナル作品のパブリッシングや作品のドラマ化も進めるサイバーコネクトツー・松山洋社長にインタビュー - GIGAZINE


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in 取材,   ゲーム, Posted by logc_nt

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