Appleは予約注文で既に16万~18万台のApple Vision Proを販売か
2024年2月2日、Apple初となるARゴーグル「Apple Vision Pro」がアメリカで発売されます。Apple関連のリーク情報でおなじみの著名アナリストであるミンチー・クオ氏によると、AppleはVision Proの予約開始から既に16万~18万台を販売しているようです。
Vision Pro首週末預購檢視:符合預期但隱憂浮現 / Vision Pro’s first-weekend pre-order review: expectations in line, but concerns raised | by 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) | Jan, 2024 | Medium
https://medium.com/@mingchikuo/vision-pro%E9%A6%96%E9%80%B1%E6%9C%AB%E9%A0%90%E8%B3%BC%E6%AA%A2%E8%A6%96-%E7%AC%A6%E5%90%88%E9%A0%90%E6%9C%9F%E4%BD%86%E9%9A%B1%E6%86%82%E6%B5%AE%E7%8F%BE-vision-pros-first-weekend-pre-order-review-expectations-in-line-0450c1effe66
Kuo: Apple Has Already Sold Up to 180,000 Vision Pro Headsets - MacRumors
https://www.macrumors.com/2024/01/22/apple-already-sold-up-to-180000-vision-pros/
Apple might have sold up to 180,000 Vision Pro headsets over pre-order weekend
https://www.engadget.com/apple-might-have-sold-up-to-180000-vision-pro-headsets-over-pre-order-weekend-081727344.html
Apple Vision Pro lead times are useless for investors
https://appleinsider.com/articles/24/01/22/apple-vision-pro-lead-times-are-useless-for-investors-warns-jp-morgan
Apple関連の確度の高いリーク情報を取り扱うことで知られている業界アナリストのミンチー・クオ氏が、2024年1月19日からアメリカでの予約受付が始まったApple Vision Proについて、「予約注文の在庫や発送時間から推定すると、Appleは予約受付が始まった週末に、Apple Vision Proを16万~18万台販売した」と推定しました。Apple Vision Proは予約注文開始からすぐに完売し、すべてのモデルの出荷時期が「5~7週間」に延期されたそうです。しかし、予約開始から48時間が経過しても予定出荷時期が「5~7週間」から変わっていないことも確認されています。
Apple Vision Proの即完売について、クオ氏は「これは良い兆候のように感じられますが、重要な懸念事項も浮上しています。それは予約注文開始から48時間後には配送時間が変わらなくなったという点です。これはコアなファンやヘビーユーザーが注文したあと、需要が急激に先細りした可能性があることを示しています」と述べました。
iPhoneの人気の高いモデルの場合、予約注文が始まるとすぐに完売し、通常は出荷まで数時間から数週間の時間がかかるようになります。ただし、Apple Vision Proとは異なり、iPhoneの場合は予約開始から24~48時間後も出荷時間が着実に増加していくことが確認できるそうです。そのため、「iPhoneの場合は完売後も需要が伸び続けていることがわかる」というわけ。
報道によると、Apple Vision Proの組み立て業者であるLuxshareなどのサプライチェーンパートナーは、高い需要に応えるために旧正月期間中も業務を行う予定だそうです。これはApple Vision Proの需要が当初の予想を上回っていることを意味しています。しかし、Apple Vision Proの生産効率にはまだまだ改善の余地があるため、Luxshareでは量産開始以来、生産効率を上げるために業務時間を延長し続けている模様。
2024年にApple Vision Proの出荷台数で50万台を達成することは「決して難しいことではない」とクオ氏は言及。しかし、需要はすぐに先細りすることが予想されるため、他の市場の重要なアプリケーションのアップデートなどを注意深く監視し、「需要の変化を正しく見極める必要がある」とも語っています。
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