ぺらぺらの薄型軽量でまさに付箋のように使えるキングジムの電子メモ「Boogie Board(papery) BB-18」を使ってみた
キングジムの電子メモ「Boogie Board(ブギーボード)」シリーズに、新たに、紙の付箋のようにペラペラで柔らかい「Boogie Board(papery) BB-18」が登場しました。100mm×100mmのSサイズと100mm×150mmのMサイズという2種類があり、2024年2月28日の発売に先駆けてキングジムからサンプルを借りることができたので、実際に触ってみました。
BB-18| ブギーボード | KINGJIM
https://www.kingjim.co.jp/sp/boogieboard/bb18.html
これが「Boogie Board(papery) BB-18」、SサイズのスターターキットとMサイズのスターターキット。
内容物はこんな感じ。BB-18本体が2つとスタイラス、アプリの案内、取扱説明書。
また、見落としがちですがパッケージの出っ張り部分に貼り付け用のステンレスシートがあります。
BB-18のMサイズとスタイラスをiPhone 15 Pro MAXと比較してみました。BB-18の最大の特徴は厚みがわずか0.5mmとペラペラなところ。
本体左上の角にある色のついたパーツのところだけ微妙に厚みがあります。
SサイズとMサイズを重ねるとサイズ差はこれぐらい。
スターターキット付属のスタイラス。
先端はこんな感じ。爪などでひっかいてなんとなく書くことは不可能ではありませんが、画面を傷つける恐れが高いため、スタイラスを使用してください。
少し変わっているところは、スタイラスのお尻の部分に端子がついていること。
この部分でBB-18の左上の丸いところにタッチすると書いた内容が消去されます。
動力源は単6アルカリ乾電池2本で、クリップ部分をひねると出てくるネジを外して交換します。ネジが小型なので、精密ドライバーが必要です。
BB-18のMサイズの重さは10g。
Sサイズの重さは7g。
スタイラスの重さは26g。
使用時に特別な操作は必要なく、そのままBB-18の表面をスタイラスでなぞると文字が書けます。
筆圧によって描線の太さが変化します。ただし、強く圧をかけすぎると表面に傷がつくので要注意。
角の部分がマグネット内蔵なので、冷蔵庫などに貼り付けることができます。
複数のBB-18を重ねて置いておくことも可能。なお、重ねるだけでは内容は消去されないので、メモ内容を残したまま省スペースで保管することができます。
マグネットを貼り付けることができない部分には付属のステンレスシートを貼り付ければOK。背面の粘着シートは繰り返し使用ができないので、今回はテープで貼り付けています。
SサイズのBB-18を貼り付けるとこんな感じ。
実際に使用するとどんな感じの動作なのか、いろいろなメモを書いてみました。
キングジム「Boogie Board(papery)」でメモを書いてみた - YouTube
また、お絵かき用途でも使ってみました。絵心がないため、りんごろうえかきうたに従ってお絵かきしています。
キングジム「Boogie Board(papery)」でりんごろうさんを描いてみた - YouTube
これまでのブギーボードシリーズと同様のなめらかな書き味はそのままに、ホンモノの付箋に近づいたような製品で、小さなメモをぺたぺたと貼りたい人にはうってつけだと感じました。BB-18に書いた内容はそのままだと保存できませんが、「Boogie Board SCAN」アプリを使うことで、スキャンして取り込んでおけます。
「Boogie Board SCAN」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/boogie-board-scan/id1543677879
Boogie Board SCAN - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.kingjim.android.boogieboard&hl=ja
取り込んだりんごろうさんイラストはこんな感じ。
BB-18のスターターキットは本体2つとスタイラスがセットになっていて、Sサイズが税別4700円、Mサイズが税別5400円。ほかに、Sサイズの本体3つセットが税別5500円、Mサイズの本体3つセットが税別6200円、スタイラスが税別2300円。発売は2024年2月28日(水)予定となっています。
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