試食

アメリカ産の米「カルローズ」を使えば米1粒1粒の食感を楽しめる高クオリティなリゾットを簡単に作れる


リゾットを自分で作ろうとすると「米がベチャッとして思い通りの味にならない」という事態に陥りがち」です。粘り気の少なさが特徴のアメリカ産の米「カルローズ」を使えば米1粒1粒の食感を楽しめる本格リゾットを簡単に作れるとのことなので、実際にカルローズを使ってリゾットを作ってみました。

カルローズはアメリカのカリフォルニア州で作られている米で、粘り気の少なさと日本米に近い味わいを両立しているのが多きな特徴です。カルローズがどんな米なのかは以下の記事で詳しくまとめています。

アメリカ産の米「カルローズ」はどんな味なのか食べてみた - GIGAZINE


カルローズはスーパーマーケットでは入手困難ですが、Amazon.co.jpなどのネットショップで簡単に入手可能です。今回はFABEX 関西 2023の会場でもらえたサンプルを使ってリゾットを作ってみます。


今回はマッシュルームリゾットを4人前作るべく以下の材料を用意しました。
・牛乳250ml
・粉チーズ大さじ2
・バター20g
・カルローズ200g
・玉ねぎ4分の1
・マッシュルーム8個
・パセリ適量
・水1リットル
・塩10g


マッシュルームリゾットは「カルローズをゆでてから具材と炒め合わせる」という順番で作ります。まず大きめの鍋に1リットルの水を沸騰させ、塩10gを加えます。複数回作った結果、塩の量を少なくするとカルローズの食感が変わってしまうことが分かったので、塩の量は「水の重さの1%」を守ることを推奨します。


続いてカルローズ200gを投入。カルローズは洗わなくてOKです。


数分ごとにかき混ぜつつ15分ゆでます。


カルローズをゆでている間に玉ねぎ4分の1を粗いみじん切り、マッシュルーム8個を薄切り、パセリ適量をみじん切りにします。


カルローズがゆであがったら、冷たい水で洗います。


洗ったらザルで水を切ります。


この段階でカルローズを食べてみると、日本米に似た味ながら粘り気がまったくなく、硬めの食感に仕上がっていました。硬めの食感といっても芯が残っているわけではなく、中央まで全体的に硬い感じ。


カルローズの準備ができたら、フライパンにバター20gを入れて加熱します。


玉ねぎとマッシュルームを投入。


玉ねぎが茶色く色づくまで炒めます。


続いて牛乳250mlを投入。


ゆでたカルローズも投入します。


カルローズと具材を混ぜ合わせて加熱。


水気がなくなって全体的にもったりするまで加熱します。


もったりしたら火を止めます。


火を止めてから粉チーズ大さじ2を加えて混ぜ込みます。


最後にパセリを適量散らせば完成です。


完成したマッシュルームリゾットが以下。


日本米でリゾットを作ると米がベタッとしてしまうことが多いですが、カルローズで作ったリゾットは米1粒1粒の存在がはっきり感じられます。カルローズは舌でつぶせる硬さではなくしっかりかんで食べる必要があるため、満腹感も高めです。試食した編集部員からは「日本米でリゾットを作ると米同士の境界が曖昧になり、もったりしひとかたまりの物体を一口一口食べ進める感じになる。カルローズで作ったリゾットは米同士の境界がはっきりしており、米1粒1粒の食感を楽しみながら食べられた」「このレシピだと味が薄い。味は日本米に近いのでめんつゆなどの和風な調味料を追加したい」などの感想が得られました。


なお、カルローズはAmazon.co.jpなどで入手可能です。

Amazon.co.jp: 弁次郎商店 カリフォルニア生まれの硬質米プレミアム【 カルローズ 】無洗米 精白 (5kg) : 食品・飲料・お酒

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in 試食, Posted by log1o_hf

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