コラム

ニンジンたっぷりで優しい甘さのインド風あったかスイーツ「ガジャル・ハルワ」を作って食べてみた


ガジャル・ハルワ」はインド周辺で食べられているニンジンを使った優しい甘さのスイーツです。ネパール料理やインド料理を食べられる飲食店「ネパール食堂バルピパル」でガジャル・ハルワを食べて「これはおいしいい!」と感動していたところ、ネパール食堂バルピパルの公式Instagramにレシピが投稿されていたので、実際に作ってみました。


これがネパール食堂バルピパルで食べたガジャル・ハルワです。ニンジンやレーズンを使った温かいスイーツで、優しい甘さが特徴的。カレーなどの味の濃い料理を食べた後だと、優しい甘さが体に染みわたる感覚を楽しめます。


Instagramには大まかな材料やレシピが記されていただけなので、「店の味に似てるな~」と感じられるまで何度も試行錯誤して食材の量を調整しました。調整の結果導き出された食材の分量は以下の通り。
・ニンジン2本
・牛乳500ml
・カルダモン5粒
・バター35g
・レーズン100g
・カシューナッツ70g


作り方は次の通り。まず、カシューナッツを袋の上からめん棒などでつぶして砕きます。ネパール食堂バルピパルで食べたガジャル・ハルワのカシューナッツは砕かれていませんでしたが、何度か作った結果砕いた方が食感が良かったので今回は砕きます。


カシューナッツを砕いたら、カシューナッツ70g、レーズン100g、カルダモン5粒を小皿などに出しておきます。


続いて、カルダモンを手で小さくちぎります。


これくらいの大きさにちぎればOK。


ニンジン2本は千切りにします。


千切りにしたニンジンとバター35gをなべに投入して炒めます。


ニンジンがしんなりしてきたら、カシューナッツ、レーズン、カルダモンを投入して混ぜ合わせます。


さらに、牛乳500mlを投入。


牛乳が沸騰するまで加熱します。


牛乳が沸騰したら弱火にしてフタをし、60分間煮込みます。煮込み中は10分に1回くらいかき混ぜてください。


60分間煮込んだらフタを開けて加熱し、水分が飛んだら完成です。


完成したガジャル・ハルワを食器に盛り付けてみました。


食べてみると、ニンジンとレーズンの甘さとカシューナッツの香ばしさを感じる優しい味のスイーツに仕上がっていました。ニンジンは舌でつぶれるくらい柔らかくなっており、ニンジンでできた餡(あん)にカシューナッツのポリポリ食感が混ざっているような感じ。温かくて優しい甘さのスイーツなので、寒い日や味の濃い食べ物を食べた後などにピッタリのスイーツです。ただし、編集部の中には「甘さが足りない」という感想を漏らす人もいました。


甘味を強くしたい場合はニンジンを甘い品種に変更したり、砂糖などの甘味料を追加すればOK。自作のつぶあんを足してみたところ、甘い物好きの編集部員も満足そうに食べていました。

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in 試食,   コラム, Posted by log1o_hf

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