短文投稿SNS「Bluesky」の投稿が非ログイン時でも閲覧可能に&ロゴも変更される
X(旧Twitter)に似た操作感で利用可能なSNS「Bluesky」の公式ウェブアプリで、非ログイン状態でも投稿を閲覧できるようになりました。これにより、Blueskyアカウントを持っていない人とも投稿を共有しやすくなっています。
A New Look for Bluesky: The Social Butterfly - Bluesky
https://blueskyweb.xyz/blog/12-21-2023-butterfly
Blueskyは分散型SNSプロトコル「AT Protocol」をベースに開発されているSNSです。Blueskyの公式ウェブアプリは非ログイン状態での投稿閲覧に対応しておらず、非ログイン状態では「各アカウントのプロフィールにアクセスできるURL」や「各投稿にアクセスできるURL」をクリックしても以下のようにアカウント作成やログインを求める画面が表示されて投稿を確認できませんでした。ただし、これまでもAPIを用いることで非ログイン状態でも投稿を閲覧することは可能でした。
新たに、Blueskyは公式ウェブアプリにおいて非ログイン状態での投稿閲覧に対応したことを発表しました。実際に非ログイン状態で「GIGAZINEのBlueskyアカウントのプロフィールページ」にアクセスすると、以下のように自己紹介欄や投稿内容が表示されます。また、画面左側にはアカウントを作成できる「サインアップ」ボタンやアカウントにログインできる「Sign in」ボタンが配置されています。
非ログイン状態のユーザーに投稿を閲覧されるのが嫌という場合は、画面左側の「モデレーション」をクリックしてから「アプリがログアウトしたユーザーに自分のアカウントを表示しないようにする」という設定を有効化すれば、非ログイン状態のユーザーの投稿閲覧を制限することができます。ただし、この設定で制限できるのは公式ウェブアプリを用いた投稿閲覧のみで、APIを用いた投稿閲覧を防ぐことはできません。
なお、Blueskyは蝶(チョウ)の形を模した新たなロゴも発表しています。Blueskyはチョウをモチーフにした理由について、「チョウは変化や変容の象徴であり、SNSを新しいものに変えるという私たちの使命を物語っている」と説明しています。
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