取材

あの「スナックバス江」をアニメ化に導いた企画書を芦名みのる監督本人が解説


アニメ「スナックバス江」の放送が2024年1月に始まります。「スナックバス江」をアニメ化するためにヤングジャンプ編集部に持ち込んだ企画書について芦名みのる監督本人が解説するイベントが「マチ★アソビ vol.27」内で行われたので、イベントに参加して企画書に込められた熱意を聞いてきました。

マチ★アソビ
https://www.machiasobi.com/



イベントの冒頭で芦名監督は「そもそも我々は、その作品が好きだからアニメを作っているわけじゃない」と記されたX(旧Twitter)の投稿を紹介。この投稿に異を唱えるべく、「好きなものを作りたい!」という一心で作成したスナックバス江の企画書の構成や込めた思いを紹介してくれました。


芦名監督はスナックバス江の大ファンで「スナックバス江をアニメ化したい」と常々語っていたとのこと。そして2022年7月に企画書をヤングジャンプ編集部に持ち込みました。

まず、企画書の冒頭では原作の概要や主要登場人物のキャスト候補などを示したとのこと。この時、明美の見栄えが良いシーンや単行本の表紙を選んで画像を挿入したそうです。


作品の概要を示した後は、「登場人物が固定されているためコスト削減可能」「物語の舞台が基本的に固定されているのでコスト削減が可能」といった情報を提供し、アニメ化企画が現実的なものであることを示したとのこと。


さらに、スナックバス江のアニメ化が切望される理由として「全国のスナックを救いたい」「種類文化を支えたい」「若者へスナック文化を紹介したい」とった事項を列挙して熱意を伝えます。企画書の下部に「とにかく飲みに行きたい」と記されていたり漫画の印象的なコマが随所に挿入されていたりしますが、監督いわくギャグ漫画のアニメ化を任せるなら面白い人がいいでしょうとのこと。


ほかにも、スナックバス江の「スナックを舞台にした物語」という特徴をいかして多様なコラボレーション企画も提示したとのこと。このように情熱あふれる企画書を提示した結果、スナックバス江のアニメ化企画は実現に至ったわけです。

アニメ「スナックバス江」は2024年1月に放送開始予定です。

TVアニメ「スナックバス江」
https://snackbasue.com/


なお、芦名監督はイベントの最後に今後アニメ化したい作品として「ポメラニアンもち」「ドンケツ」「テロール教授の怪しい授業」「ラブやん」を挙げていました。

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in 取材, Posted by log1o_hf

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