取材

会場みんなで音速丸になった「ニニンがシノブ伝」Blu-ray発売記念上映会&トークイベントレポート


2004年に放送されたアニメ「ニニンがシノブ伝」Blu-ray BOX発売記念として、キャラクターデザイン・作画監督を務めた柴田淳さんと原作者の古賀亮一さんも参加した上映会&トークイベントがマチ★アソビvol.15で行われました。

ニニンがシノブ伝 マチ★アソビ
http://www.machiasobi.com/events/shinobu.html

「ニニンがシノブ伝」公式サイト
http://www.fwinc.co.jp/224/

上映会&トークイベントの会場となったのはufotable cinema。


しんまちボードウォークで行われていた「音速丸を描いて音速丸うちわをゲットしよう!」というイベントでもらえる、音速丸の形のうちわを持っているお客さんが大勢いました。


上映会には原作者の古賀亮一さんと、アニメのキャラクターデザイン・作画監督を務めた柴田淳さんも参加。古賀さんは初の来徳で、上映会が楽しみで昨日はあまり寝られなかったそうです。もちろんマチ★アソビも初参加の古賀さんは、1カ所でイベントをやるのかと思っていたら街全体のあちこちでアニメが浸透していて、アニメと街のコミュニケーションが取れていると感じたそうです。

柴田さんは、昨日はBlu-ray BOX予約特典の色紙を描いていて寝られなかったとのこと。四国に来ること自体が初めてなのに、控え室でもイベント中も宿に帰ってもずっと色紙を描いていて、マチ★アソビのイベントをまだあまり見ていないそうです。100枚以上の色紙を描かなくてはならず、さらにマチ★アソビvol.15期間中に枚数が増えたと頭を抱えていました。


続いて「ニニンがシノブ伝」の第1話が上映されました。第1話では私立忍者学園忍者学部くのいち学科に在籍する見習い忍者のシノブと女子高校生の楓との出会いや、忍者の里での音速丸やサスケたちとの物語が描かれています。Blu-ray版に画質はアップしているのですが、画面比率は当時の4:3のままです。


古賀さんは外国向けのBlu-ray BOXを鑑賞して以来、3~4年ぶりに第1話を見たそうです。上映会で改めて第1話を見て、「自分の絵柄とは違ってふとましい感じが理想的でかわいい」と感想を話していました。また、シノブがにゃーを追いかけたり、ベットでゴロゴロしたりするシーンなど、原作にはないアニメオリジナル要素も魅力的と感じているとのこと。一方の柴田さんは色紙を描くために最近第1話を見直したばかりで、第1話はBパートの原画を1人で担当した上にAパート前半の原画も同時進行でやっていたので、見返してみるとアラが目立つと感じたそうです。


ニニンがシノブ伝のテレビアニメは、当時ufotableの小船井充さんが古賀さんの漫画のファンで、近藤プロデューサーとの間で「次は古賀さんの作品をやりたい」という話があったとのこと。アニメ化が決まってから柴田さんに話が来て、柴田さんは「かわいい女の子キャラを描く人間じゃないけど俺でいいの?」と思ったのですが、「萌えアニメじゃなくてギャグアニメだから」と言われて引き受けたそうです。

キャラクターデザインの仕事としては、漫画のキャラ自体がデザインとして出来上がってしまっているので、柴田さんはアニメ用にキャラクターの設計図を描くだけだったそうです。シリーズを通して見るとキャラクターの絵が全然違う話数があるのですが、「ちゃんとそのキャラクターに見えるようになっている」と柴田さん。線をいかに簡素化できるかという点に着目して、古賀さんのカラーイラストでは瞳のハイライトは全部丸が入っているところを、雪だるま型のハイライトと下まぶたにくっついたハイライトの2カ所だけに変更したと語っていました。


当時の収録の様子を聞かれた古賀さんは、「何回か立ち会った中で、音速丸役の若本規夫さんの演技が面白すぎた」と振り返っていました。若本さんは台本にも原作にも書いてないことをセリフで言うので、スタッフも声優陣もみんなが笑ってしまって収録が一時ストップしてしまうこともあったそうです。

現在放映中のBlu-ray BOXのテレビCMでは若本さんがナレーションを担当しているのですが、収録時にたった15秒の原稿にもかかわらずアドリブや声のトーンがびっしりと書き込まれていて、音響監督さんに「これでいいのか」と聞いたところ、「発売日だけ合っていれば、あとは若本さんがやりたいようにやろうよ」ということでCMが完成したそうです。

柴田さんも古賀さんも、Blu-ray BOXのジャケット用にシノブのイラストを10年ぶりに描いたそうなのですが、飯泉知事や近藤プロデューサーが開会式で音速丸を描いた黄色いイラストボードに2人も参加することに。


古賀さん、柴田さんの順にカキカキ。


完成したイラストボードはこんな感じで、6体の個性的な音速丸が誕生しました。


イラストボードはトークショー終了後にしんまちボードウォークのフロンティアワークスのブースに移され、お客さんの描いた音速丸と並べて展示されていました。

続いて、徳島に来てからufotableで自らBlu-ray BOXを3箱購入した古賀さんに、柴田さんから「3枚も購入してもらった特典」ということで特製のカラー色紙がプレゼントされました。


さらに、CMのアフレコ現場で若本さんがドドーンとサインを入れた音速丸うちわが古賀さんと柴田さんにプレゼントされました。若本さんは収録時に音速丸うちわのデザインを気に入って、1枚ゲットして自宅に持って帰ったそうです。


上映会に来場したお客さんにも色紙のプレゼントがあり、全員でジャンケン大会が行われました。


古賀さん直筆色紙と……


柴田さん直筆色紙が1名ずつにプレゼントされました。


最後は音速丸うちわを掲げて「みんなで音速丸」。古賀さんは「まさか10年経ってBlu-rayが出るなんて」と驚いた様子で、柴田さんは「10年経っても買ってもらってありがたいです。古くてもファンがこんなにもたくさんいて嬉しい」と語り、トークイベントは大盛り上がりで終了しました。


マチ★アソビ期間中は「ニニンがシノブ伝」のラッピングタクシーが徳島市内を走っているので、会場付近で見かけることがあるかも。


なお、「ニニンがシノブ伝」のBlu-ray BOXは古賀さんの描きおろしマンガ付きで2015年11月11日発売予定です。

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in 取材,   アニメ, Posted by darkhorse_log

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