試食

ご飯を覆い隠すカルダモンを和風だしのうま味がさらに覆い尽くす「噂の名店 大阪スパイスキーマカレー」はとにかく食べてみるべきレトルトカレーの常識を破壊する逸品


大阪を中心に複数店舗を展開する人気カレー店「columbia8(コロンビア8)」の監修を受けたレトルトカレーが「噂の名店 大阪スパイスキーマカレー」です。「噂の名店 大阪スパイスキーマカレー」は「ご飯の上にスパイスやナッツを振りかけ、その上からカレーソースをかける」という独特の調理手順が特徴で、ニコニコ動画の「レトルトカレー神7(セブン)!を決めよう!【第四回スパイス祭】」でも高評価を得ていたので、一体どんなカレーなのか実際に食べて調理手順や味を確かめてみました。

コロンビア8
https://www.sbfoods.co.jp/uwasanomeiten/columbia8/

噂の名店 大阪スパイスキーマカレー お店の中辛|噂の名店|エスビー食品株式会社
https://www.sbfoods.co.jp/products/detail/17848.html

スーパーマーケットのレトルトカレーコーナーで目当ての「噂の名店 大阪スパイスキーマカレー」を発見。


購入して持ち帰ってきました。パッケージに記された辛味順位は「4」で、「お店の中辛」とのこと。


原材料はカレーとトッピングに分かれて記されており、カレーには鶏肉、レーズン、かつお節エキス、昆布エキス、煮干しエキスなどが入っています。そして、トッピングにはローストカシューナッツ、カルダモン、フライいんげん、バジルが入っています。


カロリーは1食当たり296kcal。


箱の中にはトッピングとカレーソースが入っていました。


まず皿にご飯を盛り付け、ご飯の上にトッピングをまんべんなく振りかけます。


トッピングを近くで見るとこんな感じ。細かく粉砕されたカルダモンや砕かれたカシューナッツが大量に含まれています。


カレーソースは湯せんします。


カレーソースをご飯にかけたら完成です。カレーソースは粘度の低いシャバシャバタイプなので、勢い余ってこぼさないように注意。


まずカレーソースだけを飲んでみると、かつおだしなどの和風のうま味が濃く感じられ、そこにピリピリとした辛味が加わっています。表面に油が浮いているのでコッテリした味を想定していたのですが、かなりアッサリした飲み口で、一言で表現すると「辛口の和風だし」に仕上がっています。


トッピングやご飯も一緒に食べると味が一変し、カルダモンの清涼感あるスパイス味と香りが口から鼻へと抜けて行きます。トッピングをご飯に振りかけた際はご飯を覆い隠すほど大量のカルダモンに少し身構えたのですが、カレーソースのうま味がかなり強いためカルダモンは一歩後ろに引いて風味付けの役割を果たしていました。鶏ひき肉も大量に入っていますが、鶏肉の味はすべてスープに染み出したようで、出がらしのようになっていました。


汁気の多いカレーソースによって全体的に非常にサラサラしたカレーに仕上がっており、気付かないうちに全部食べきってしまいました。飲み込んだ後に味が口の中に残らないのも特徴で、「もうカレーがなくなってしまった」という悲しみだけが残ります。


パッケージの説明によると「噂の名店 大阪スパイスキーマカレー」を監修したコロンビア8は「大阪スパイスカレー」をカレーのジャンルの1つとして確立したパイオニアとのこと。大阪スパイスカレーをそれなりに食べる機会はありつつもコロンビア8には行ったことがないという編集部員は「これが大阪スパイスカレーの始祖……なるほど……」となにやら納得した様子でした。一方、大阪スパイスカレーになじみのない編集部員は「欧風カレーでもインド風カレーでもない、かといってスープカレーとも違う。アッサリした不思議なカレー。こんなジャンルのカレーがあったのか。この味を知らずにカレーを語っていたのが恥ずかしい」とブツブツつぶやいていました。

「噂の名店 大阪スパイスキーマカレー」の希望小売価格は税別365円で、記事作成時点ではAmazon.co.jpで5個入りを税込1788円(1個当たり役358円)で入手できます。

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in 試食, Posted by log1o_hf

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