激辛なのを忘れるほど濃厚な魚介豚骨を楽しめる「辛辛魚らーめん」&「辛辛魚つけめん」を「麺処井の庄」で食べてカップめん版との違いを確かめてきました
東京や名古屋に店舗を展開する「麺処井の庄」では、魚介豚骨と辛さが特徴の「辛辛魚らーめん」と「辛辛魚つけめん」を食べられます。毎年冬頃に登場するカップめん「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」を食べて「カップめんでこれほどおいしいなら、実店舗で食べたらもっとおいしいのでは?」と常々思っていたので、「麺処井の庄」の実店舗に突撃して「辛辛魚らーめん」の本来の味を確かめてきました。
井の庄 | 名古屋・驛麺通り
https://www.jrt-food-service.co.jp/ekimen/inosho.html
今回は名古屋駅の地下にあるラーメンストリート「名古屋驛麺通り」内の「麺処井の庄」に行きました。
「名古屋驛麺通り」の入口はこんな感じ。
「麺処井の庄」に到着。
入口の看板では「辛辛魚らーめん」の他に「辛辛魚つけめん」もアピールされていました。
列に並んで、あと少しで入店できるというタイミングでメニューを渡されたので、「辛辛魚らーめん」と「辛辛魚つけめん」を注文しました。辛さ控えめも選べるとのことですが、今回は控えめではなく通常の辛さで注文しました。
席に案内されました。
卓上には酢と黒コショウ、唐辛子が置かれています。
「辛辛魚らーめん」が運ばれてきました。真ん中には唐辛子がドサッとトッピングされています。また、唐辛子に隠れて魚粉もトッピングされていました。
大きなチャーシューも入っています。
まずスープだけ飲んでみると、魚介よりも豚骨が濃く感じられる味わい。豚骨の濃厚な味で辛味が覆い隠されて見た目よりも辛味が弱く感じます。
麺は太麺でスープがよく絡みます。「辛辛魚らーめん」のスープは「辛口」と自信を持って言えるくらいには辛いのですが、豚骨の風味や麺の甘味などがしっかり楽しめるようになっており、ただ辛いだけのスープには出せない奥行きのあるラーメンになっていました。
卓上には唐辛子が用意されており、好きなだけ加えることができます。
唐辛子をドッサリかけると、辛さがブーストされます。それでも豚骨の風味が消えることはなく、豚骨が非常に強いことが分かりました。魚粉がトッピングされているものの、他と比べるとかなり主張が弱めなので、個人的には魚粉を増やしたくなりました。
続いて、「辛辛魚つけめん」を食べてみます。
つけだれには魚粉と唐辛子がトッピングされています。
赤色なのは表面だけで、赤い層の下は乳白色。
食べてみると、「辛辛魚らーめん」と同様に魚介と豚骨の味が口に飛び込んできます。「辛辛魚つけめん」は「辛辛魚らーめん」よりもさらに辛味が弱く、激辛系ラーメンが苦手な人でも十分に楽しめるくらいの辛さでした。つけ麺なので通常のラーメンよりも食べる際の温度が低く、辛味が弱く感じられるのかも。
たれの底には大きなチャーシューとメンマが沈んでいました。
辛味が弱く感じるので唐辛子を追加。どれだけ唐辛子を追加しても豚骨の味が負けないので、遠慮無くドサドサかけられます。
「辛辛魚つけめん」を食べ終わったら、スープ割り用のスープを頼めます。
スープで適度に味を薄めると、豚骨と魚介の濃厚なうま味を楽しめる〆のスープになります。
◆カップめん版はこんな感じ
カップめん「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」のパッケージはこんな感じ。
「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」の大きな特徴は、粉末スープとして辛口魚粉が付属していることです。
魚粉を混ぜて食べることで、強烈な辛味と同時に濃いうま味が口中に広がります。店舗で食べた「辛辛魚らーめん」と比べると豚骨の味が弱く、魚介の味が前面に出ている感じ。また、麺が店舗版と比べて細いためか、スープの辛味が弱まらずにダイレクトに感じられるため、店舗版よりも辛味が強く感じられます。
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