iPhoneの通知やSMSをWindows 11搭載PCで受信できるようになったので実際に連携させてみたよレビュー
Windows 11搭載のPCは「スマートフォン連携」アプリを使うことで、Androidスマートフォンを連携して、写真を共有したりメッセージを送受信したりと、PC上でスマートフォンの作業を行うことが可能です。2023年4月末に、Microsoftがこの「スマートフォン連携」アプリで「iPhoneと連携できるようにする機能」を順次展開すると発表。そして、5月16日に完全展開したとのことで、実際に手元のiPhoneとWindows PCを連携させてみました。
????COOL, NEW FEATURE ALERT???? access your phone from your PC with Microsoft Phone Link! learn more: https://t.co/leOAsROEr1
— Windows (@Windows) May 15, 2023
iPhoneをWindows PCと連携させるためには、「Windowsとリンク」というアプリをあらかじめインストールしておく必要があります。
「Windows にリンク」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/id6443686328
「入手」をタップして、iPhoneに「Windowsにリンク」をインストールします。
次に、連携したいPCのスタートキーを押し、「スマートフォン連携」を起動します。
「スマートフォン連携」が起動したら、「iPhone」をクリック。
iPhoneとWindows PCはBluetoothで接続するため、ペアリング用のQRコードが表示されます。
「Windowsにリンク」を起動して、「QRコードのスキャン」をタップ。
カメラへのアクセスを求められるので、「OK」をタップ。表示されたQRコードを読み込みます。
Bluetoothとのペアリング設定が始まるので、「続行」をタップ。
Bluetoothの使用を求められるので「OK」をタップします。
ペアリング用に6桁のコードが表示されます。「ペアリング」をクリック。
iPhone上にも同じコードが表示されたことを確認したら、「ペアリング」をタップします。
ペアリングしたPCがiPhoneの通知を受信することを許可するかどうかを尋ねられるので、「許可」をタップ。
iPhone側の基本設定はこれでOK。「完了」をタップします。
最後に「Windowsにリンク」の診断データおよび使用状況データの共有を求められます。今回は「拒否」をタップしました。
今度はPC側で、「そのまま進む」をクリック。
「そのまま進む」をクリックします。
「開始」をクリック。
Windows 11の「スマートフォン連携」では、iPhoneの通知・通話・メッセージを共有できます。共有するにはiPhone側から連絡先を同期する必要があります。iPhoneの「設定」アプリから「Bluetooth」を選択。
接続されているWindows PCをタップします。
通知を許可する場合は「通知を表示」のスイッチをオンに、通話とメッセージを共有する場合は「連絡先を同期」のスイッチをオンにします。
Windows PCとiPhoneがペアリングされると、「スマートフォン連携」にiPhoneの名前や接続状況、バッテリー残量が表示されます。その下にはiPhoneの通知が、そして右カラムには「通話」と「メッセージ」が表示されました。「通話」は電話の着信履歴。また、iPhone経由でそのまま電話をかけることも可能です。
「メッセージ」ではSMSのやりとりをチェックできます。試しに編集部員にSMSを送信してみました。
しばらく待つとちゃんと返信が届き、Windowsのアプリ上にも返信が表示されました。
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