扉の向こうにいる誰かと「ローカルのテキストファイル」でやりとりをする不思議なフリーゲーム「E-999」プレイレビュー
ゲーム開発フレームワークのUnityを使って作られた、「扉の向こうにいる誰かと手紙をやりとりしながら進めていく」という不思議な雰囲気を持つフリーゲーム「E-999」を、Seaeeesさんが公開しているので、実際にプレイしてみました。
E-999 | フリーゲーム投稿サイト unityroom
https://unityroom.com/games/e999
プレイ前に、PCの任意の場所にフォルダを作成します。今回は「e-999」という名前のフォルダを作っておきました。
ゲームはUnityで開発されており、PCのブラウザ上でプレイできます。ゲームがスタートしてしばらくすると、表示されているドアの前に手紙がコトンと落とされます。この手紙をクリック。
すると、テキストファイルのダウンロードが始まるので、前もって作成しておいたフォルダに保存します。
保存したテキストファイルを開いてみると、誰かからのメッセージが書かれていました。
1通目のメッセージを読んでいると、またコトンという音がしたので見てみると、2通目のメッセージが落ちていました。
保存した2通目のテキストファイルには「名前を教えてほしい」というメッセージ。
そこで、「ここに...お願い...。→」のところにある「」に「GIGAZINE」と入力して上書き保存。
ドアをクリックして、エクスプローラーから先ほど上書きした2通目のテキストファイルを選択してアップロードします。
すると、再び手紙が扉の向こうから投げられました。「E-999」と名乗る相手が、名指しで話しかけてくれています。
こんな感じで手紙を通じて会話していると、「ドアを開けるために協力してほしい」とのこと。今回は協力してみようと考え、「はい」と入力して上書き保存。
すると、「ドアを開けるためのプログラムを解読してほしい」というメッセージ。
そして、ZIP形式のファイルが扉の向こうから送られてきたので、保存。ZIP形式のファイルはパスワードがかかっているので、これまでE-999とやりとりした記録からパスワードを推理する必要があります。
パスワードを見つけてZIPファイルを解凍したらどのような展開になるのか、気になる人はぜひ自分でプレイしてみてください。1プレイはだいたい10分~15分くらいで、エンディングは4パターンあり、ストーリーや世界観の考察が好きな人にもおすすめできるゲームです。また、テキストファイルを使ったコミュニケーションはまるで本当に誰かとメッセージをやりとりしているような感覚があり、不思議な魅力を感じました。
なお、「E-999」の攻略については、Seaeees氏が公式にnoteでまとめています。
E-999 攻略ノート|Seaeees|note
https://note.com/seaeees/n/n0cba2e725a14
また、「E-999」をどのように制作したかについてまとめたスライドショーが、以下のページで公開されています。
「E-999のつくりかた」unity1week online共有会 #11
https://www.slideshare.net/secret/JtlpaerdNVwrEh
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