Twitterのイーロン・マスクがツイート制限を課すほど警戒しているSubstackのTwitter風サービス「Notes」が誰でも利用可能に

文章をメインとしたコンテンツ配信サービス「Substack」は、2023年4月5日にTwitter風の短文投稿サービス「Notes」を発表しました。このNotes発表直後に、「Substackの記事にTwitterの投稿を埋め込めない」「SubstackのURLを含むツイートがリツイートできない」といった問題が発生。これらの問題はTwitterのイーロン・マスクCEOがNotesを脅威に感じたことが原因と指摘されていました。そんなTwitterを脅かす存在と目されるNotesの一般公開が2023年4月12日に始まっています。
Now live for all: Substack Notes - On Substack
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Notes questions answered - On Substack
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Substackはメールマガジン風の長文投稿サービスで、Twitterのような短文投稿SNSとは競合しにくいサービスでした。しかし、2023年4月5日にSubstackは短文や画像を投稿できるサービス「Notes」を発表。このNotes発表の翌日に「Substackの記事中にツイートを埋め込めない」という問題が発生していました。
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さらに、2023年4月8日頃から、Twitter上で「『Substackの公式アカウントのツイート』や『Substackへのリンクを含むツイート』をいいねしたりリツイートできない」という問題が発生しました。このいいね&リツイート制限は4月9日頃に解除されましたが、4月9日からは「Substackへのリンクを含むツイート」に「安全ではない」という警告が表示されるようになりました。
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一連のSubstackに対する制限は「マスク氏率いるTwitterがNotesを脅威と認識した結果」だと指摘されています。そんなNotesが、2023年4月12日に一般公開され、すべてのユーザーが利用できるようになりました。
Notesの投稿例はこんな感じ。短文を投稿できるほか、リプライ機能やいいね機能も搭載。さらに、リツイートに似た再投稿機能「Restack」も搭載されています。

また、投稿の中に画像を含めることも可能。投稿部分だけを見ると、かなりTwitterに似ています。

Notesは、記事作成時点で既に利用可能になっています。PCからNotesを使うには以下のリンク先からSubstackにログインすればOK。また、アプリ版のSubstackにも「Notes」タブが用意されています。
Notes | Substack
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in ネットサービス, Posted by log1o_hf
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