試食

緑茶でありながらまるで中国茶のような華やかな香りを実現した微発酵茶葉使用の新ブランド「アサヒ 颯」試飲レビュー


飲料大手のアサヒ飲料から、香り高いすっきりした味わいにこだわった緑茶の新ブランド「アサヒ 颯」が2023年4月4日(火)に登場します。通常、緑茶に使用する茶葉は発酵させませんが、あえて微発酵茶葉を使用することで華やかな香りを実現したという新ブランドの緑茶がどんな味に仕上がっているのか、一足先に飲んで確かめてみました。

緑茶のニーズは「香り」へ新ブランド『アサヒ 颯』 4月4日発売|ニュースリリース 2023年|会社情報|アサヒ飲料
https://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2023/pick_0207_3.html

「アサヒ 颯」の275mlペットボトルのパッケージはこんな感じ。金色と黒色を基調としたラベルに茶葉の鮮やかな緑色が映えています。


ラベルに記載されている「微発酵茶葉」とは、通常の緑茶に使われる茶葉とは異なり、萎凋(いちょう)という工程を経た茶葉のことです。緑茶・ウーロン茶・紅茶は同じ茶の木の茶葉を使用しており、発酵させずに作られるものが緑茶、途中で発酵を止めて半発酵状態にしたものがウーロン茶、完全に発酵させたものが紅茶となります。萎凋とは茶葉をしおれさせてわずかに発酵させる工程のことで、これによって茶の香気がさらに引き立つとのこと。発酵度合いの調整が難しい萎凋緑茶は大量生産に不向きで、国内の煎茶に占める割合はわずか0.02%とのことですが、アサヒ飲料は萎凋緑茶を生産可能な工場と協力して大量生産を可能にしたと述べています。


原材料名には緑茶(国産)・香料・ビタミンCと記載されています。


100ml当たりのカロリーは0kcal。


グラスに注いでみると、にごりのないすっきりした金色の液体であることがわかります。


飲んでみたところ、確かに普通の緑茶とは異なるフローラルな香りが感じられ、ウーロン茶をはじめとする中国茶にも近い印象を抱きました。緑茶と聞いて連想する渋みや苦みといった要素は控えめで、すっきりと飲みやすい味に仕上がっています。


「アサヒ 颯」は2023年4月4日(火)から全国の小売店で購入可能で、希望小売価格は250ml紙パックが税込86円、275mlペットボトルが税込124円、500mlペットボトルが税込151円、620mlペットボトルが税込173円、2lペットボトルが税込410円とのこと。Amazon.co.jpでも取り扱われており、記事作成時点の予約購入価格は275mlのペットボトルが24本セットで2533円(1本当たり約106円)、620mlのペットボトルが24本セットで2290円(1本当たり約95円)となっていました。

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in 試食, Posted by log1h_ik

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