メモ

ちゃんとしたアラビア語の文章ができているかどうか判別する3つのポイント


「メディアで誤ったアラビア語表現を見ることに疲れてしまった」というラミ・イスマイルさんが、アラビア語の文章になっているかどうかを簡単に判別するポイントを示しています。

Help, is this عربي?
https://isthisarabic.com/


1つ目は「右寄せかどうか」。アラビア語は右から書いていく言語なので、左寄せで配置されている場合、テキストは間違っていると考えられます。


2つ目は「ベースライン」。アラビア語は一般的に、文字の並びの中にはっきりとわかるベースラインがあるとのことで、ベースラインがぼんやりと揃わないようであればテキストが間違っている可能性があります。


3つ目は文字の組み合わせ。右から「ل ا」の組み合わせはありますが、「ا ل」になることはないそうです。


イスマイル氏によると、メディアでアラビア語が扱われるとき、左から右に書かれていたり、筆記体ではなくバラバラの文字としてレンダリングされていたり、そもそもアラビア語のつもりで書かれているのが単なる落書きや英語でしかないことがあるとのこと。

その原因は、世界に20億人いるアラビア語使用者がこうしたメディアプロジェクトの制作プロセスに携わっていなかったり、アラビア語の実装について品質テストがなされていなかったりすることにあるようです。


なお、「Nope, Not Arabic」というサイトでは、具体的にアラビア語っぽい表現をしているけれどアラビア語になっていない事例が紹介されています。

Nope, Not Arabic
https://www.notarabic.com/

たとえば以下の画像。アラビア語が読めなくても、上述のイスマイル氏が示したポイントを知っていれば、「ا ل」の並びがあるところで間違っていることがわかります。

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in メモ, Posted by logc_nt

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