取材

日本人形の老舗が作った兎田ぺこら等身大フィギュアやお嬢様になりたい壱百満天原サロメなど大人気のVTuberをワンダーフェスティバル 2023[冬]で見てきましたわ~!まとめ


主にYouTubeを活動の場として、2Dあるいは3DのCGアバターでゲーム実況や歌ってみた動画を公開するバーチャルYouTuber(VTuber)の人気はすさまじく、2023年2月12日(日)に幕張メッセで開催されたワンダーフェスティバル2023[冬]でも企業や一般ディーラーでVtuberを題材にした作品の展示が多く見られました。ワンダーフェスティバル2023[冬]の会場で見かけたVTuberのフィギュアやキットをまるっとまとめてみました。

まずは商業ブースを見てみました。やってきたのはデザインココ×elCOCOのブース。


ホロライブ所属の兎田ぺこらの等身大フィギュアを発見。


2023年に公開されたプロジェクト「#全人類兎化計画」に合わせて制作された1/1スケールフィギュアで、DesignCOCOと日本人形の老舗・吉徳のコラボ作品となっています。


着ているのは本物の着物で、歌舞伎などの衣装を手がける「松竹衣装」が兎田ぺこらのプロポーションに合わせて仕立てられたものまた、髪飾りは東京都の伝統工芸に指定されている「つまみ細工」の専門店「つまみ細工一凛堂」が担当しているもの。


足元には兎田ぺこらの直筆サインがありました。


その隣にはホロライブENのがうる・ぐらの1/1スケールフィギュアが置かれていました。これは2022年3月に開催された「hololive SUPER EXPO 2022」でお披露目されたもの。


にっこりとほほえんで、青く透明なトライデントを握っています。


足元には友だちのBloop(ブループ)がいました。


このがうる・ぐら等身大フィギュアをベースにした1/7スケールフィギュアも発売される予定で、その現物が飾られていました。予約受付期間は2023年2月12日~4月21日で、発売は2024年2月予定、価格は税込2万4750円です。


次にやってきたのが株式会社アニプレックスのブース。


ホロライブ所属の天音かなたの1/7スケールフィギュアが飾られていました。2024年1月発売予定で、価格は税込2万7500円です。


羽根や流れるリボン、ふわっとした髪が再現されています。


台座はこんな感じ。「Amane Kanata」という名前が刻まれています。


グッドスマイルカンパニーMax Factoryのブースでは、ホロライブ特集が組まれていました。


ラプラス・ダークネス。価格は税込5500円で、発売時期は未定。


紫咲シオンは価格と発売時期共に未定です。


可動式フィギュアのfigmaで、ラプラス・ダークネス。発売時期と価格は未定です。


同じくfigmaで登場するがうる・ぐら。発売時期と価格は未定。


白銀ノエルの水着Ver.フィギュアは原型制作がカタハライタシ氏、彩色がいわびつ氏。発売時期は2023年10月で、価格は税込1万9800円です。


グッドスマイルカンパニーから出るラプラス・ダークネスのフィギュアの原型はちかい氏が担当。発売時期と価格は未定となっています。


雪花ラミィのフィギュアは、原型制作がMax Factoryのなかやまん氏。発売時期と価格は未定です。


白銀ノエルの1/7スケールフィギュアの原型制作はヤドカリ氏。発売時期と価格は未定。


そして、兎田ぺこらの1/4スケールフィギュアの原型がFreeingから登場。原型制作はしのぶとみやこ氏です。発売時期と価格は未定となっています。


一般参加ディーラーでも、VTuberの展示を多くみかけました。例えば、INANDME BRIGHT(5-13-17)さんのブースでは、にじさんじ所属の壱百満天原サロメの1/7スケールフィギュアを発見。価格は2万5000円でした。


「お嬢様になりたい一般女性」ならではの縦ロールたっぷりな髪型も再現。


ふわふわのスカートやリボン、そしてスカートにあしらわれたマークやタイツの模様も再現されています。


土台は壱百満天原サロメの家紋となっていました。


ぴころーる(6-05-07)さんのブースでも見かけた壱百満天原サロメ。1/7スケールで、価格は1万8000円でした。


「壱・拾・百・千・満点サロメ~」


その横に並んでいたのが、鹿鳴館キリコ。にじさんじ所属ライバーであるジョー・力一のエイプリルフール限定ネタで登場したお嬢様キャラです。1/7スケールで、価格は1万8000円でした。


「スカンピン丸出し 年度始めからうすぼんやり ポイントカードでフルハウスの庶民のみなさま、ご機嫌ヨークシャーテリア」


七色眼鏡(7-06-09)さんのブースに座っていたのは、にじさんじ所属のジョー・力一。米津玄師の「死神」を歌ってみた動画を公開した時の再現です。原型はいつきさんで、彩色はスズキしんやさんです。1/6スケールフィギュアで、価格は1万8000円でした。


ジョー・力一の公式紹介文は「正体不明のピエロ。ティーンエイジの終わりに突如天啓を受けて以来、フリーランスの道化師として活動中。トリッキーな容姿や言動とは裏腹に寂しがり屋で、常に人とのふれあいを求めている。 が、ピエロゆえに孤独である」


ロウソクの火もしっかりと再現されています。


NSNR(4-26-02)さんの壱百満天原サロメはなんと人外に解釈したオリジナルデザイン。


人外ということで、顔は人ならざるものとなっています。また、縦ロールの髪型が頭部からつながる器官のように見えます。手袋とアーマーリングは一体となり、まるでドラゴンのような鋭い爪を持つ手に。


上品な紫のドレスはドレスの意匠を残しつつ、生物的なデザインに落とし込まれています。


足元を見ると、サソリのような尻尾が生えていました。


コネクトレクト(4-01-02)さんのブースでは、アンジュ・カトリーナを発見。


着ているのは夏衣装なので非常に涼しげ。スカートから伸びる脚がまぶしく見えます。


アンジュのすらっとしたスレンダーな体もしっかりと表現されていました。


そして、ミロ(7-05-10)さんのブースでは、剣持刀也の立像が展示されていました。


りりしくも、高校生らしいわずかなあどけなさを感じる表情。剣道部ということで竹刀ケースを背負っています。


胸元には、竹刀ケースの肩ひもに結ばれた「必勝」のお守り。テーピングした手の骨格やテープの質感も再現されています。


モンステラ(6-05-02)さんのブースに展示されていたのが、ヒメヒナの2人。


向かって左が田中ヒメ。お団子頭で「田中」のプレートを胸につけてほほえんでいます。


右側で青いマントをたなびかせているのが鈴木ヒナ。


CLUB M(7-28-10)さんのブースでは、元でんぱ組.incのメンバーで記事作成時点ではVTuberとして活動している根本凪さんのフィギュア。原型制作は廣瀬竜治さんです。


全身はこんな感じ。


髪と服の緑を強めに彩色されたバージョンも並んでいました。


お盆の上にはクリームソーダ。髪飾りやエプロンのヒダも丁寧に造形されています。


CROSSOVER!(4-11-03)さんの卓にいたのはバーチャルホスト兼にじさんじ所属のライバーである不破湊の原型。


不破湊は済ました顔をしていますが、何を考えているのかわからないクールな表情。


サイドテーブルにはシャンパンタワーやコール用のマイク。


シャンパンの横にいるのはマスコッツのフワッチクルーラーくん。


なお、通路側から見えにくいソファーの裏側に回した左手には、Nintendo Switchを握っていたようです。

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in 取材, Posted by log1i_yk

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