取材

ツルツルボディの中に骨格が透けて見える「玉骨標本・鯱」、自分で磨いて仕上げる楽しみあり


ワンダーフェスティバル 2023[冬]」で、フルカラー3Dプリンターで表面にピュアクリアインクを用いることにより内部の骨格が見えるようになっているという「玉骨標本」の「鯱(シャチ)」が先行販売されていました。

4-15-01「吉本アートファクトリー」ブースにいた半透明のシャチ。うっすらと体内の骨格が見えています。


この玉骨標本「鯱」は未完成品で、付属する磨きの解説書に従って自分で磨き上げることで、骨格がスケスケの丸見えになります。「玉骨標本」は、磨くと「氷肌玉骨(ひょうきぎょっこつ)」と呼べる姿になることから取られているようです。


並べるとこんな感じ。販売価格は7000円で、見に行った時点ですでに完売していました。


なお、販売されていたシャチは8cmサイズですが、展示品として約36cmサイズのシャチが置かれていました。


もはや美術品の域です。


吉本アートファクトリーのECサイトでは10cmサイズのマッコウクジラが8000円で販売されていました。

玉骨標本 10cm マッコウクジラ ピュアクリアインク 半完成品(研磨なし) 磨きの解説書付き – 合同会社吉本アートファクトリー
https://3d-mall.y-artfactory.jp/products/bone-specimen-makkoukujira

なお、他にフルカラー3Dプリンターで出力された「成金おじさん」も販売されていました。価格は5000円で、こちらも売り切れていました。教科書にも掲載されている風刺画で、和田邦坊の代表作「成金栄華時代」の成金を立体化したもので、灸まん美術館公認アイテムです。

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in 取材, Posted by logc_nt

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