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「原神」で今後9カ月分の更新内容やテスターの個人情報を含む大規模データ流出が発生


人気オンラインゲーム「原神」の、バージョン3.3から2023年7月ごろに配信予定だったとみられる3.8まで、今後9カ月にわたるコンテンツを含むデータが流出したことがわかりました。「原神」のゲームデータ流出はこれが初ではありませんが、今回の事例は前例がないほど大規模なもので、テストプレイヤーのデータも含まれていたとのことです。

Genshin Impact players rattled by what could be the game's biggest and most illegal leak yet | GamesRadar+
https://www.gamesradar.com/genshin-impact-players-rattled-by-what-could-be-the-games-biggest-and-most-illegal-leak-yet/


Genshin Impact dev suffers massive data breach | Eurogamer.net
https://www.eurogamer.net/genshin-impact-dev-suffers-massive-data-breach

「原神」はサービス開始の早期からデータが流出する事例があり、2020年秋の時点で開発元のmiHoYoがYouTuberやTwitchのストリーマーに対してリークについて言及しないよう依頼したことがあり、警告を無視したコンテンツ作成者が公式プログラムから追放されたり、リークを行ったテスターが訴えられたりしたと伝えられています。

2021年3月のバージョン1.5のデータ流出があった際には、miHoYoは取り締まりの強化を明言。


しかしデータ流出は続き、2022年6月にはバージョン3.0の情報が漏れ、コンセプトアートまで公開されました。ただし、Hoyoverse(miHoYoのブランド)による取り締まりを恐れて、有名リーカー(リーク情報を公開する人)でもノータッチという人が出現。それでもなお、有名リーカーの1人・UBatcha氏らによって情報は拡散されました。


今回流出した情報は、バージョン3.3から3.8までの内容が含まれていて、これはHoyoverseが今後最大9カ月にわたって提供予定だった更新内容に相当するとのこと。流出規模としては過去最大級とみられます。

なお、UBatcha氏は今回も流出した情報をツイートしていましたが、情報の中にテスターの個人情報が含まれることが判明したため、「安全のため」として該当するツイートを全削除。「元データの取得や配布には関係していない」と弁明しています。

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in ゲーム, Posted by logc_nt

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