360度カメラ「RICOH THETA X」を防水ケースにセットして水中撮影しまくってみた
![](https://i.gzn.jp/img/2022/08/10/ricoh-theta-x-waterproof-case/00_m.jpg)
リコーから2022年7月に登場した「RICOH THETA X」はワンボタンで360度の景色をすべて記録することが可能で、グリグリ動かして景色を楽しめるムービーや小惑星の上を歩くようなムービーなど印象的なコンテンツを手軽に作成できます。そんなRICOH THETA Xには専用の防水ケース「水中ハウジングケース TW-2」が用意されており、水中カメラとしても利用可能。実際にRICOH THETA Xを水中ハウジングケースにセットして水中撮影を試してみました。
製品紹介 | RICOH THETA X
https://theta360.com/ja/about/theta/x.html
◆目次
・1:水中ハウジングケースを開封
・2:水中ハウジングケースにRICOH THETA Xをセットする手順
・3:防水テスト
・4:実際に水中撮影してみた
◆1:水中ハウジングケースを開封
水中ハウジングケースのパッケージはこんな感じ。
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箱の中には水中ハウジングケース本体・レンズカバー・ストラップ・反射防止シート・傷防止シート・シリコングリス・吸湿シートが入っていました。
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◆2:水中ハウジングケースにRICOH THETA Xをセットする手順
水中ハウジングケースにRICOH THETA Xをセットする際は、まずストラップや各種シートを取り付ける必要があります。
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まずは、水中ハウジングケースにストラップを取り付けます。
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次に、RICOH THETA Xのシャッターボタンに傷防止シートを貼り付けます。
![](https://i.gzn.jp/img/2022/08/10/ricoh-theta-x-waterproof-case/P1005956_m.jpg)
さらに、タッチパネルが搭載されている面の上部に反射防止シートを貼り付けます。この時、レンズ周囲を指で押し付ける必要があるので、裏面のレンズに傷が付くことを防止するために柔らかい布の上で作業することが推奨されています。
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レンズの周囲にも反射防止シートを貼り付けます。
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裏面も同様に反射防止シートを貼り付ければRICOH THETA Xの準備は完了
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次に、防湿シートを銀色の袋から取り出して……
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水中ハウジングケースのフタ部分に取り付けます。防湿シートは必須ではありませんが、湿度が高い日には結露防止のために取り付けが推奨されています。
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後は、RICOH THETA Xを挿入してフタを閉じればOK。
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RICOH THETA Xをセットした状態が以下。水中ハウジングケースは透明度の高い素材で作られているので、液晶画面を問題なく確認可能です。
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RICOH THETA X側面の電源ボタンとモード切替ボタンは、水中ハウジングケースの上からでも押下可能。
![](https://i.gzn.jp/img/2022/08/10/ricoh-theta-x-waterproof-case/P1005990_m.jpg)
また、シャッターボタンも問題なく押せます。ただ、水中ハウジングケースに入れた状態ではタッチパネルに触れないので、撮影設定は水中ハウジングケースにセットする前に済ませるか、スマートフォンと接続して行う必要があります。
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◆3:防水テスト
RICOH THETA Xを水中ハウジングケースにセットしたら、実際に水中撮影する前に防水性能を確認しておく必要があります。
まず、お風呂や洗面台に水をためて、水中ハウジングケースにセットしたRICOH THETA Xを沈めます。水に沈めると、RICOH THETA Xのレンズ部分が浮き上がりました。万が一水中ハウジングケースを落してしまっても水面まで浮いてくるようです。
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水中に沈めてから2~3分経過したら、電源ボタン・モード切替ボタン・シャッターボタンを押して問題なく動作するか確かめます。今回はどのボタンも正しく動作しました。
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ボタンの動作をチェックしたら自ら取り出して水分を拭き取り……
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RICOH THETA Xを取り出して水滴が付いていないか確認します。今回は1滴も水分が付着しておらず、正しく防水できていることが確認できました。
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◆4:実際に水中撮影してみた
実際に水中撮影するべく、近くの河川敷に移動します。水中ハウジングケースを持ち運ぶ際は、レンズ付近に傷が付かないようにレンズカバーを装着するのがベター。
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河川敷に到着。
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こんな感じに水中にRICOH THETA Xを入れて、ムービーを撮影してみます。
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実際に撮影したムービーが以下。YouTubeアプリやPCで閲覧すると、ムービーをグリグリ動かして水中を泳ぐ魚を見たり、水中から空を見上げたりできます。
「RICOH THETA X」で撮影したグリグリ動かせる水中映像 - YouTube
![](https://img.youtube.com/vi/fstuyFhsVOw/maxresdefault.jpg)
さらに、川の中を歩きながら水中撮影してみました。ムービーを再生すれば、水中を泳ぐ魚の気分に浸れるかもしれません。
川を歩きながら360度カメラ「RICOH THETA X」で水中撮影 - YouTube
![](https://img.youtube.com/vi/HHwJmvLoJ8A/maxresdefault.jpg)
なお、RICOH THETA Xは記事作成時点ではAmazon.co.jpで税込10万9800円で販売されています。また、RICOH THETA X専用水中ハウジングケースは税込3万9600円で販売されています。
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![](https://i.gzn.jp/img/2022/08/10/ricoh-theta-x-waterproof-case/101.png)
![](https://i.gzn.jp/img/2022/08/10/ricoh-theta-x-waterproof-case/105.png)
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