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タッチパネル搭載&5.7Kムービーを撮影可能な360度カメラ「RICOH THETA X」の外観を徹底チェックしてみた


「周囲の景色を360度すべて記録したい」という時に便利なのが、1ボタンで360度を撮影可能な360度カメラです。リコーから2022年7月に登場した「RICOH THETA X」は最大5.7Kの高精細ムービーを撮影可能な360度カメラで、360度カメラとしては珍しいカラー液晶タッチパネルを搭載しています。そんなRICOH THETA Xに触る機会を得られたので、まずは本体や各種アクセサリーの外観を詳しくチェックしてみました。

製品紹介 | RICOH THETA X
https://theta360.com/ja/about/theta/x.html

◆目次
・1:RICOH THETA X本体の開封&外観チェック
・2:別売り充電器の使い方
・3:別売りレンズキャップを装着してみた

◆1:RICOH THETA X本体の開封&外観チェック
RICOH THETA Xのパッケージはこんな感じ。


箱を開けると、RICOH THETA Xが姿を現しました。


箱の中身をすべて取り出しました。左上から順にRICOH THETA X本体・バッテリー・専用ケース・充電用USBケーブル・説明書・保証書です。バッテリーの型番は「DB-110」で、「RICOH GR IIIx」などのリコー製デジタルカメラと共用できます。


タッチパネルが搭載された面の見た目が以下。タッチパネルの大きさは2.25型で、解像度は360×640ピクセル。一般的な360度カメラは撮影した写真や映像を確認する際にスマートフォンと接続する必要がありますが、RICOH THETA Xでは液晶画面で直接確認できます。


カメラのレンズは半球状で、本体からレンズが飛び出しています。撮影解像度はムービーが最大5760×2880ピクセルで、静止画が最大11008×5504ピクセルです。


タッチパネルが搭載されていない方の面はこんな感じ。半球状のレンズは両面に搭載されています。


タッチパネル搭載面の左側面にはスピーカーが搭載されています。


また、左側面の下部をスライドさせると……


パカッと開いてバッテリーとmicroSDXCカードのスロットが現れます。なお、microSDXCカードは容量64GB以上のものを用意する必要があります。


反対側の側面にはUSB Type-Cポートとモード切替ボタン、電源ボタンが搭載されています。


底面には三脚穴が設けられており、三脚や自撮り棒を取り付け可能。


天面にはボタン類は搭載されていません。


以下のムービーでは、RICOH THETA Xの外観を360度から確認可能です。

360度カメラ「RICOH THETA X」の外観を360度チェックしてみた - YouTube


RICOH THETA Xの寸法は幅51.7mm×高さ136.2mm×奥行き29mm。


バッテリーやmicroSDXCカードを入れていない状態の重さは、実測で139gです。


小型&計量なので、片手で楽に保持可能。


ズボンの前ポケットにもスッポリ入ります。


ただ、ポケットやカバンに入れるとレンズの傷が心配なので、付属の専用カバーに入れて持ち運ぶのがオススメです。


◆2:別売り充電器の使い方
RICOH THETA Xには充電アダプターが付属していないので、別売りの充電アダプター「K-ACU2J」を用意しました。


箱の中には、充電アダプターと説明書が入っています。


バッテリーを充電するには、まずバッテリーをRICOH THETA Xに挿入して……


RICOH THETA Xに付属しているUSBケーブルで電源と接続すればOK。


充電が始まると、RICOH THETA Xの電源ボタンが緑色に光ります。なお、スマートフォンなどを充電するUSB電源アダプターを持っている場合は、別売り充電アダプターを用意する必要はありません。


◆3:別売りレンズキャップを装着してみた
RICOH THETA Xは半球状のレンズが2個搭載されており、「レンズに傷が付きそうで心配」と感じる人も多いはず。RICOH THETA X専用レンズキャップ「TL-3」を使ってみることにしました。


箱の中には、レンズキャップと説明書が入っています。


使い方は簡単で、RICOH THETA X本体のレンズ部分にグイッとはめ込むだけ。レンズキャップの表面は硬く、レンズを十分に保護してくれそうです。


ただし、レンズキャップを装着すると専用ケースに収納できなくなり、無理やり収納しようとするとタッチパネルの一部がケースからはみでてしまいます。また、レンズキャップを装着するとレンズ周辺の出っ張りが大きくなりポケットなどへの収納が不便になる点は注意が必要です。


なお、実際にRICOH THETA Xを使ってムービーを撮影する手順や、タッチパネルの使い心地をまとめたレビューを近日公開予定です。

RICOH THETA Xは、記事作成時点ではAmazon.co.jpで税込10万9800円で販売されています。また、充電アダプター「K-ACU2J」は税込2200円、レンズキャップ「TL-3」は税込1980円で入手可能です。

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by log1o_hf

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