YouTube動画を簡単にショート動画に変換できる機能が登場、モバイル版YouTubeアプリで利用可能
YouTubeに投稿した動画から最大60秒分を切り抜いてショートに変換することができる機能を、YouTube公式が発表しています。ショートに変換する機能はモバイル版のYouTubeアプリで今すぐ利用可能ということで、さっそく使ってみました。
New Features and Updates for Shorts Viewers & Creators - YouTube Community
https://support.google.com/youtube/thread/139221507/new-features-and-updates-for-shorts-viewers-creators
YouTube’s new tool lets creators turn their own videos into Shorts | TechCrunch
https://techcrunch.com/2022/07/28/youtubes-new-tool-lets-creators-turn-their-own-videos-into-shorts/
YouTubeアプリで通常の動画からショートを作成する方法はとても簡単で、まずはショートに変換したい動画の再生ページで「作成」をタップ。
「YouTubeショートとして編集」をタップ
すると以下のような画面が表示されます。初期状態では最大15秒のショートを作成できる設定になっており、画面右上の「15」をタップすると……
アイコンが「60」に変わり、最大60秒のショートを作成可能となります。
画面下部のシークバー上にある2つの白色アイコンをタップして左右に伸ばすことで、動画の長さを最大60秒まで自由に変更可能。
画面下部のシークバーそのものをタップして左右にスワイプすることで元動画のどこをショートに変換するかを選べます。ショートに変換するエリアの指定が完了したら画面右下の「次へ」をタップ。
すると、次は「テキスト」「タイミング」「フィルタ」というボタンが出現します。「テキスト」をタップ。
キーボードが出現するので文字を入力すると、画面上に文字を追加可能。
文字は好きな箇所で改行できます。
キーボードの上にあるカラーパレットをタップすれば文字の色を変更可能。
画面左上にあるアイコンをタップすれば、文字の右揃え・中央ぞろえ・左揃えを変更できます。
赤枠部分にある「A」というアイコンをタップすると、選択した色で背景を塗りつぶしたり……
選択した色を半透明にしたもので背景を塗りつぶしたりすることもできます。
画面上部中央の文字をタップするとフォントを変更可能。記事作成時点では「ライト」
「ヘビー」
「マーカー」
「ブラシ」
「タイプライター」
そして初期設定の「クラシック」という6種類のフォントを利用できます。
画面中央右端にあるスライダーを上下に動かすと文字サイズを変更可能
フォントの設定が終わったら画面右上の「完了」をタップ
すると、以下の画面に戻ります。文字はタップ&ホールドで位置の変更が可能。
一度タップしてから「編集」をタップすれば内容を編集、「タイミング」をタップすれば文字の出現するタイミングを変更することが可能。
削除したい場合は画面下部のごみ箱アイコンまで移動させればOKです。
「タイミング」をタップすると……
文字が表示されるタイミングを、オレンジ色のバーの長さで設定できます。
「フィルタ」をタップすると……
動画全体にフィルタをかけることが可能。
諸々の編集が完了したら画面右上の「次へ」をタップ。
あとはショートのタイトルを入力して、「ショート動画をアップロード」をタップ。アップロード完了から数分で、自身のYouTubeチャンネルに作成したショートが追加されます。
というわけで実際にモバイル版のYouTubeアプリでショート動画をいくつか作ってみました。
イラストレーターmeraさんがササっとイラストの下描きを描く様子 - YouTube
猫であふれる「ぬこでら」の食事タイム - YouTube
ロンドンの猫カフェで暮らす優雅過ぎる猫ちゃんに会ってきた - YouTube
実際に使ってみた感想としては、フォントはアルファベットなら見た目が大きく変化しますが、日本語の場合はほとんど変化しなかったり、フォントの色は変更できるもののあらかじめ用意されたいくつかの色しか使えなかったり、文字に枠線を追加することができなかったりと、微妙にかゆいところに手が届かない感じです。このほか、背景を塗りつぶすことができるものの、日本語表記だと文字が背景の上に寄ってしまい見栄えがかなり悪くなってしまう点も不満点のひとつ。また、ショートに変換する際にフリー音源などを追加できればよりショートとしてのクオリティを上げられるのにな、と感じました。
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