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Twitterが「埋め込みツイートが削除されたら空白を表示する」という変更を元に戻す


2022年4月初旬にTwitterが「ウェブページに埋め込まれたツイートがTwitter上で削除されている場合、代替テキストではなく『空白』を表示する」という変更を加えたことが報じられました。新たに、Twitterが上記の変更を元に戻したことが確認されています。

Twitter reverts change that left blank spaces in place of deleted embedded tweets - The Verge
https://www.theverge.com/2022/4/9/23018126/twitter-reverts-change-left-blank-spaces-websites-embedded-tweets

Twitterはウェブページにツイートを埋め込める機能を提供しており、埋め込んだツイートは以下のように文章やリンクがTwitter上で閲覧する場合と同様のレイアウトで表示されます。


2022年3月頃までは、埋め込んだツイートが削除された場合でも文章だけは通常の引用と同様に表示される仕組みになっていましたが、2022年4月初旬からはツイートが削除された場合「空白のツイート」が表示されるようになりました。


Twitter関係者は上記の変更について「人々がツイートを削除することを選択したことをより尊重するため」と説明していました。一方で、この変更には「公共記録を改ざんするようなものだ」「ツイートの埋め込みを引用したニュース記事が一貫性ない穴だらけのものになる」といった反対意見も多く集まっていました。

そして、変更が加えられた数日後には、「空白のツイートを表示する」という機能が撤廃され、「元ツイートが削除された場合でも引用文として表示する」という従来の動作に戻りました。例えば「2022年4月7日にGIGAZINE公式アカウントへ投稿して既に削除済みであるツイート」を埋め込んだ場合、「投稿文(おはよう!)」「名前」「ユーザー名」が引用として表示されます。


Twitterの広報担当者であるRemi Duhé氏は変更の撤廃について「私たちはフィードバッグをもとに異なるオプションを模索しています。その間、変更をロールバックすることにしました」と述べ、今後も別の形で仕様変更が行われる可能性を示唆しています。

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in ネットサービス, Posted by log1o_hf

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