そのままバリボリ食べる専用の「0秒チキンラーメン」爆誕、ノーマルのチキンラーメンと食べ比べてみた
世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」をこよなく愛する人々の中でも「そのままかじる派」に向けた新商品「0秒チキンラーメン」が2022年4月4日に登場します。この0秒チキンラーメンは「そのままかじる」という食べ方に特化したテイストになっているとのことなので、その変わりっぷりを一足先に食べてチェックしてみました。
「0秒チキンラーメン」(4月4日発売) | 日清食品グループ
https://www.nissin.com/jp/news/10485
というわけで、これが0秒チキンラーメン。チキンラーメンのマスコットキャラクターであるひよこちゃんの顔が大きく描かれたパッケージです。
0秒チキンラーメンはそのままかじる派から出ていた「そのままかじると、少ししょっぱい」という意見に応えて開発された塩分約50%カットのチキンラーメン。そのままかじる食べ方専用なので、パッケージにも「湯戻しして食べるとおいしくありません」という旨が記載されています。
ベースはあくまでチキンラーメンなので、「一体何が変わっているのか?」が気になるところ。なので今回はノーマルのチキンラーメンと比較しつつ食べてみることにします。
0秒チキンラーメン(上側)とノーマルのチキンラーメン(下側)の原材料を比べてみると、0秒チキンラーメンでは「砂糖」、ノーマルのチキンラーメンでは「糖類」という表記になっているところが相違点。原材料は占める重量の割合の高い順に表記されるものですが、0秒チキンラーメンにおける砂糖とノーマルチキンラーメンにおける糖類は位置が違うので、割合も異なっている様子。香味調味料なども位置が異なるほか、0秒チキンラーメンには大豆食物繊維が入っています。
栄養成分については、0秒チキンラーメンが1食75gあたりのカロリーが362kcal、食塩相当量が2.2g。ノーマル版が85gあたりのカロリーが377kcal、食塩相当量が5.6g。内容量が異なるため、0秒チキンラーメン側を85gに揃える形で換算すると、カロリーは約410kcalで、食塩相当量は約2.5g。というわけで、0秒チキンラーメンはノーマル版から塩分を50%以上カットしているものの、カロリーがちょっと高めなようです。
開封前にある程度砕いておくという食べ方もありますが、今回はそのまま開封。形状は同一ですが、0秒チキンラーメン(左側)がわずかにきつね色が薄め。
というわけで、まずは0秒チキンラーメンから食べてみると、チキンラーメン特有の香ばしさはバッチリそのまま。しょうゆベースのチキンスープの味わいや「バリボリ」という独特の歯ごたえは、頭の中で思い描く「チキンラーメンをそのままかじったときそのもの」という印象です。
一方、本家本元のチキンラーメンを実際にかじって食べてみると、しょうゆ風味と塩気がかなり濃く、無性に飲み物が欲しくなってくる味わい。0秒チキンラーメンを食べてからこちらを食べると「味が濃すぎる」という印象で、なるほど0秒チキンラーメンはそのまま食べるのに最適化された味わいになっているんだなあ、ということが改めて実感できました。
チキンラーメンをそのままバリボリかじって食べていると「これはベビースターラーメンなのでは……?」という思いが兆してきたので、実際にベビースターラーメンを食べてみることに。食べ比べてみると、ベビースターラーメンのほうがしょうゆの風味が控えめで食べやすく、麺がバラバラになっているため「バリボリ感」が薄め。0秒チキンラーメンのほうが少量でも満足感がありますが、ベビースターラーメンはついつい食べ続けてしまうという中毒性があり、「それぞれの良さがあるんだなあ」という気持ちになりました。
日清食品「0秒チキンラーメン」は2022年4月4日(月)に全国の小売店で発売予定。希望小売価格は税別111円です。
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