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Excelフリーズ時の「データご臨終」を知らせてくれるデバイスを開発した猛者が登場


作業中にアプリケーションがフリーズしてしまい、うっかり保存するのを忘れていたため、アプリケーションを再起動するとこれまでの作業がすべてなかったことになってしまい、泣きそうになったことがある人が多いはず。そんな時に失われたデータを自動で弔ってくれる「データがご臨終したことを知らせてくれるデバイス」をアルゴンらんぷさんが制作し、ムービーで公開しています。


「データがご臨終したことを知らせてくれるデバイス」を作った - ニコニコ動画]



「データがご臨終したことを知らせてくれるデバイス」がコレ。


デバイスにUSBケーブルをつなぎ……


PCと接続します。


PC上でExcelを操作。1列すべての数値を一括処理しようとすると……


ウィンドウがホワイトアウトしてハングアップ。


「Microsoft Excelは応答していません」と表示されます。ここで一度Excelを再起動あるいは終了する必要がありますが、ここまで保存をしていないと今までの作業がすべてなかったことになってしまいます。


すると、デバイスが動き出し、「チーン」という音が鳴り響きます。


生前はあれほど元気だったExcelと共に進めてきた作業内容が失われたことを思うと自然と目頭が熱くなり、思わずPC画面の前で手を合わせてしまうことでしょう。


「データがご臨終したことを知らせてくれるデバイス」の作り方もムービーで紹介されています。まずは「チーンとなるやつ」、すなわち仏具のりんを購入し……


りんを3Dモデリングし、固定する台座をCADで設計します。


台座にはりんと、自動でりんを打ち鳴らすためのソレノイドを固定します。


PCとマイコンで動作するプログラムをそれぞれ書きます。なお、アルゴンらんぷさんによれば、デバイスがExcelのフリーズを認識する仕組みは「文字列検索でExcelが落ちていることを認識→デバイス側に信号送信って感じ」とのこと。


あとはマイコン基板にソレノイドを接続したら、完成。


アルゴンらんぷさんはこのデバイスを使って、りんを108回高速で鳴らす除夜の鐘RTAを達成。記録は29秒で、完走した感想が気になるところです。

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in ハードウェア,   動画, Posted by log1i_yk

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