カセットガス式たこ焼き機「炎たこII」を使って完全初心者でもカリトロたこ焼きを作れるのか確かめてみた
「大阪の家庭には必ずたこ焼き機がある」という話をよく聞きますが、大阪生まれではない筆者の家にはたこ焼き機がなく、人生で一度もたこ焼きを作ったことがありませんでした。しかし、大阪で暮らすうちに「自分でたこ焼きを焼きたい」という感情がふつふつと沸いてきたので、カセットガス式たこ焼き機「炎たこII」を購入し、初心者でも「外はカリカリ中はトロトロ」なたこ焼きが作れるのか確かめてみました。
たこ焼器 "炎たこ(えんたこ)Ⅱ" | 岩谷産業
http://www.i-cg.jp/product/grill/cb-etk-2/
・目次
◆1:初心者向けのたこ焼き機を選ぶ
◆2:炎たこIIの外観レビュー
◆3:炎たこIIでたこ焼きを作ってみた
◆4:まとめ
◆1:初心者向けのたこ焼き機を選ぶ
編集部内でたこ焼き機に関する情報を収集した結果、「ガス式ならムラなく焼ける」「ガス式ならコンセントの位置を気にする必要がない」といったガス式を推す声が多く集まりました。そこで、岩谷産業の公式サイトでたこ焼き機を探したところ、「炎たこII」と「スーパー炎たこ」の2種類を発見。両者の違いが分からなかったので、「イワタニのカセットこんろがすべて揃う」という岩谷産業の公式ショップ「Iwatani Outdoor Shop BASE」で両者の違いを聞くことにしました。
Iwatani Outdoor Shop BASEに向かうべく、電車で堺筋本町駅まで来ました。Iwatani Outdoor Shop BASEはここから徒歩数分の場所に位置しています。
少し歩いてIwatani Outdoor Shop BASEに到着。入口はガラス張りで、店内の様子が外から確認できます。
店の中に入ると、カセットコンロがズラリと並んでいました。
店内を歩き回って炎たこIIを発見。スーパー炎たこは在庫無しでした。スタッフに炎たこIIとスーパー炎たこの違いを尋ねると、色が異なるのみで他の仕様は同一とのこと。今回は炎たこIIを購入しました。
◆2:炎たこIIの外観レビュー
炎たこIIにはカセットガスが付属していないので、カセットガスも別途購入して持ち帰ってきました。
箱から炎たこIIを取り出します。
箱の中には、炎たこII本体・プレート・本体とプレートをまとめるバンド・説明書類が入っていました。
プレートの重さは実測で684g。表面はフッ素加工されています。
カセットガスは押し込むだけで装着可能。
点火してみると、2本のライン状に炎が噴き出しました。
プレートは固定具などは必要なく、ただ上に置くだけでOKです。
◆3:炎たこIIでたこ焼きを作ってみた
たこ焼き機を用意できたので、スーパーでタコや小麦粉などの材料を購入し、人生初のたこ焼き作りに臨みます。
たこ焼きのタネは、日清フーズのレシピを参考に作りました。
まずは炎たこIIのダイヤルを回して着火。
次にプレートに油を塗ります。穴の部分だけでなく、縁までしっかり塗るのがポイントとのこと。
タネを真ん中からドバーッと流し込んで……
タコと天かすを投入。
焼けてきたら、ひっくり返します。
人生初たこ焼きの出来栄えはこんな感じ。キレイな球体にならず、真っ黒に焦げた部分もできてしまいました。筆者は普段から自炊していますが、たこ焼き作りには普段の料理とは全く異なるテクニックが必要な感じ。
たこ焼き作りの様子を見ていた編集部員に聞いたところ、「油を塗りすぎない」「まだ固まっていない状態からひっくり返し始める」「最初は強火で一気に焼いてしまう」という改善ポイントを指摘されました。それらの改善ポイントを踏まえて挑んだ人生2回目のたこ焼き作り(10倍速)が以下。
カセットガス式本格たこ焼き機「炎たこ II」でたこ焼きを焼いてみた - YouTube
2回目のたこ焼きは1回目より球体に近くなり、焦げ付きも少なく焼けました。
完成したたこ焼きを皿に盛って、ソースやネギ、かつお節で味付けすると、店のたこ焼きのような見た目に。
箸で割ると、中身はトロトロになっていました。実際に食べてみると、外は硬めで中はトロトロの思い描いていた通りのたこ焼きに仕上がっています。また、店ではなかなか食べられないビッグサイズのタコを食べられるという自作ならではの楽しさもあります。
大量のマヨネーズをかけたりネギ&ポン酢でアッサリ仕上げたりとトッピングを自由に変えられるのも楽しいポント。味だけで評価すれば専門店にはかないませんが、作って食べる過程を複数人でワイワイ楽しめるので総合的な満足度はかなり高めでした。
炎たこIIのプレートはフッ素加工が施されており、洗剤とでサッと汚れを落とせるのもグッド。作って楽しく食べておいしい後片付けも楽チンなたこ焼きパーティーを楽しめました。
◆4:まとめ
実際に炎たこIIでたこ焼きを作ってみた結果、完全初心者でも2回目の挑戦でカリトロなたこ焼きを作ることができました。また、点火してから数秒でプレートが熱くなり、焼きムラもほとんど発生しないというガス式のメリットもしっかり感じられました。
記事作成時点では、炎たこIIはAmazon.co.jpで税込6111円で入手可能。また、色だけが異なるスーパー炎たこは税込5500円でゲットできます。
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