ホームシアター構築時の座席とスピーカーの位置を決められる「Home Theater Calculator」
ホームシアターを構築するにあたり、どのあたりにどのスピーカーを置けば最適なのかというのは部屋によって異なります。それを簡単に算出してくれるのが「Home Theater Calculator」です。
Home Theater Calculator - Blogomatano
https://chriskiehl.com/article/home-theater-calculator
GitHub - chriskiehl/home-theater-calculator: Set yo shiz up right
https://github.com/chriskiehl/home-theater-calculator
「Home Theater Calculator」を作ったのはAmazonで働いている開発者のchriskiehl氏。「Purescriptを学ぶために何かを作ってみた」というのが制作動機だとのことです。
「Home Theater Calculator」の見た目はこんな感じ。設定する項目は「モニターと鑑賞位置との距離」「壁とスピーカーとの距離」「ホームシアターかスタジオか」「2.0チャンネルか5.0チャンネルか」「アスペクト比」「モニターの大きさ」「部屋の大きさ」。
まずは「Room Dimensions」で部屋の大きさを指定します。単位はフィートなので注意。
続いて、「Screen Diagonal」で画面サイズを入力します。これは「○○インチ」の数値でOK。
次に、「Distance from TV」のスライダーでモニターと鑑賞位置の距離を決めます。図中のソファをドラッグすることもできます。
このとき、「Field of View」欄の角度を30°~40°に収めるのがポイント。以下のように43°だと「Not Recommended(おすすめしない)」となります。
ソファはすでに可能な限り離していたので、もはやこの画面サイズでは適正角度は得られず、48インチに落とすことでなんとか40°に収めました。すると表示が「THX Recommended(THXおすすめ)」になりました。
なお、8畳ぐらいの部屋を想定して12フィート(約3.8m)四方に設定すると、画面サイズは50インチ前後までOK。
6フィート(約1.8m)四方に縮めてみたところ、画面サイズが25インチオーバーになると「Not Recommended」となり、31インチ以上は「Likely painful(痛みを伴う可能性がある)」になってしまいました。
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