乗り物

中国製EVが音声アシスタントの不具合で走行中にライトが消えて衝突


近年では「音声コマンド」に対応した車も現れ、ドライバーの音声でエアコンを付けたり音楽をかけたりすることができるようになっています。ところが、このシステムがあだとなり、誤って音声コマンドでヘッドライトを消してしまうという事故が中国で発生したことが分かりました。

想关阅读灯却灭了大灯:领克之外,你的车也有同样隐患吗?
https://www.yicai.com/news/103062866.html

A voice command glitch is plunging Chinese EVs into darkness - CnEVPost
https://cnevpost.com/2026/02/27/voice-command-glitch-plunging-evs-into-darkness/

A Software Glitched Turned Off The Lights, Then The Car Crashed
https://insideevs.com/news/788549/lynk-co-voice-command-headlights/

伝えられるところによると、中国自動車メーカーのLynk & Coが提供するモデル「Z20」のドライバーが走行中に室内灯を消すよう音声コマンドを発したところ、音声アシスタントは「車の全てのライトを消す」という命令として解釈してしまったようで、ヘッドライトまで含めた文字通り全てのライトを消してしまったそうです。


ドライバーは音声コマンドで再びヘッドライトを点灯させようとしましたが、音声アシスタントは「その操作はまだ実行できません」と応答。その結果、ドライバーは視界不良のため中央分離帯に衝突しました。

以下の画像をクリックすると事故当時の映像を見ることができます。


Lynk & Coはこの出来事に迅速に対応しました。同社の販売担当ヴァイス・プレジデントである穆军氏はWeiboで「アップデートを実施した」と投稿し、音声コマンドを使用した際に不適切な状況でヘッドライトが無効化されないよう修正したと伝えました。今後、走行中は手動でのみヘッドライトをオフにすることができるそうです。

自動車系メディアのCNEVPostによると、この問題はLynk & Coだけに限らない可能性があるとのこと。ZeekrやDeepalといった他ブランドの所有者がテストしたところ、「ヘッドライトを消して」という直接的な指示はブロックするものの、「すべてのライトを消して」など広範で曖昧な指示をすると、安全制限を回避して走行中でもヘッドライトを消すことが可能だと判明したとのことです。


ZeekrとDeepalはともにアップデートを通じて脆弱性に対処し、走行中に音声コマンドでヘッドライトを消灯できないようにしたと述べました。さらに、Zeekrは、潜在的な危険を排除するために、全モデルにわたって安全関連機能の体系的な見直しを開始したことを明らかにしました。

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in AI,   乗り物, Posted by log1p_kr

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