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Appleは2022年にもARとVRの両方を兼ね備えたハイスペックMRヘッドセットを発表すると報じられる


Appleは長らくVRやAR関連ゴーグルを開発しているとウワサされてきましたが、新たにARとVRを組み合わせた「複合現実(MR)デバイスを2022年にも発表する」とBloombergが報じています。

Gurman: Apple planning 'pricey' mixed reality device to launch as early as 2022 - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2021/10/31/gurman-apple-planning-pricey-mixed-reality-device-to-launch-as-early-as-2022/


これまでにもAppleはMRヘッドセットを開発しているとウワサされてきました。2021年2月の報道では、Appleは左右に8Kディスプレイを搭載し、周囲の環境や手の動きを認識するために12台のカメラを搭載し、サラウンドサウンドを実現するための空間オーディオテクノロジーを採用した、3000ドル(約34万円)のMRヘッドセットを開発中と報じられています。

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新たにBloombergは「Appleは高度なチップ・ディスプレイ・センサーを備え、アバターベースの機能を有する独自の高額なヘッドセットを早ければ2022年にもリリースすることを計画しています」と報じました。なお、Apple関連ニュースサイトの9to5Macは「Appleはすでに新しいM1 ProとM1 Maxチップをリリースしているので、これをMRヘッドセットに採用することになるのは時間の問題」と指摘しています。

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また、Appleが開発を進めているヘッドセットは、ARでもVRでもなくMRであるとも指摘。MRはARとVRを組み合わせたものであるため、AppleのMRヘッドセットを使えばARとVRの両方を楽しむことが可能です。さらに、Bloombergは「Apple製MRヘッドセットではARとVRの両方を楽しむことができますが、VRは一流のグラフィックスを備えた高性能なゲームが求められており、Appleはそこを狙っています」と報じており、Appleは独自のMRヘッドセットで最先端のVRゲームをリリースしていくことを狙っている模様。

さらに、Bloombergは「Appleは数年後に真のAR専用ヘッドセットをリリースすることを計画しています」とも報じており、これはAppleのティム・クックCEOが語った「ARは私たちの人生に浸透して人々を結び付ける技術だ」という主張を裏付ける方針であると9to5Macは指摘しています。

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in ハードウェア, Posted by logu_ii

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