神の如く自由な都市開発を行うのではなく市民の要望を聞き建設計画には議会の承認が必要となる都市シミュレーター「Permit Pending」

シムシティのような都市シミュレーターでは、プレイヤーは予算の許す限り神の如く自由に都市開発を行えます。しかし、実際には開発計画が議会の承認を得られなかったり、住民から反対されたりと、さまざまな障害が発生するものです。そんな実際に起こるであろうさまざまな障害まで再現した、よりリアルな都市シミュレーターが「Permit Pending」です。無料でプレイできるので実際に遊んでみました。
Permit Pending: build the city of your dreams, subject to approval
https://permit.petercai.com/

Permit Pendingは、選挙で選ばれた市長となってマンションや工場を建設したり、建設計画に反対する市民に説明するための公聴会を開いたり、果ては訴訟を起こされたりすることもあるという都市シミュレーターです。新しく住宅や工場を建設すると、必ず一部の市民から反対意見が生まれるようになっており、これらに対応しながら4年ごとに行なわれる市長選挙で再選を目指します。

Permit Pendingはブラウザ上からプレイ可能。トップページの「New game」をクリック。

Permit Pendingでは「Blank Slate(住民200人)」「Small Town(住民2000人)」「Booming Suburb(住民2万5000人)」「The Unaffordable Metropolis(住民30万人)」という4つ規模の都市を選択できます。市長の名前を変更したり、特定のルールを無効化したりすることも可能。今回は初期設定のまま最も小規模な都市の「Blank Slate」を選択して、「Take office」をクリックして早速プレイしてみました。

ゲーム画面はこんな感じ。

画面下部にはゲームに関する情報が掲載されており、都市の名前、日付、市民からの支持率、予算、人口などが記載されています。

画面左端には都市開発に使えるツールが用意されています。「Inspect」ではクリックした土地・建物の情報を確認可能。「Zoning」では土地をどういった用途に利用するかを選択することができます。「Roads」では道路の建設が可能。「Power」では発電所の建設ができます。「Services」では警察や学校などの公共サービスの建設が可能。「Rewards」は市民が増えると利用可能になる機能で、市長の自宅や新しいシティホール、スタジアムなどを建設できるようになります。「Demolish」は建築物を破壊する機能で、「Data views」は土地価格や人口などの情報を画面上に追加で表示できるようになる機能です。

画面右端には市民からの要望などが届く「Inbox」、支出・収入・予算を確認できる「Budget」、年の住宅情報・労働市場・歴史を確認できる「City」、自身の支持率や次期選挙に関する情報を細かくチェックできる「Mayor」、新しく建設することに決めた建物に関する支持や異議申し立てなどを確認できる「Permits」があります。

例えば、ツールの「Services」から「Police station」(警察署)を選択。

警察署を建設できる場所なら緑色、できない場所は赤色で表示されます。

クリックするとすぐに警察署が建設されるわけではなく、「審議中」と表示されました。

「Permits」を確認すると、建設予定のプロジェクトの中に警察署を発見。右端の「17%」は市民からの反対率です。

建設プロジェクトなどをいくつか作成して、画面左下の再生ボタンをクリック。これで時間が動きます。

すると、早速一通の請願書が届きました。内容は夏祭り時の道路閉鎖許可について。請願を受け入れることも拒否することもできますが、選択肢の中には支出が伴うものもあります。さまざまな申請や請願が市長の元に届けられるので、その都度プレイヤーは選択を迫られるわけですが、その選択肢によって予算が減ったり、市民からの支持率が増減したりするわけです。

時間の経過と共に住民の数は増えてきましたが、予算はメリメリ減少。市民からの支持率は横ばいのままです。

開始から3年ちょっとで予算はゼロに。そして、支持率も少しずつ低下してきました。

任期が終了すると、以下のように任期中の功績が表示されます。

そして次期市長選の結果が表示されます。今回は見事に落選しました。何が悪かったのか敗因がつらつらと表示されるので、これを参考にプレイを改善できます。

実際にプレイしてみると、初見ではあまりにも情報量が多すぎて何から手を付ければいいのか混乱してしまいました。また、予算管理も難しく、新しいプロジェクトを立ち上げたいのにすぐに予算が底をついてしまいます。そして気が付けば市民からの要望に目を通すだけの日々が続いており、自分の理想の都市を築き上げるには一体どれだけ時間がかかるのか……想像もつきません。
Permit Pendingにクリアという概念はないので、日々の業務に忙殺される市長としての日々を体験するもよし、理想の都市開発を目指すもよし、とにかく再選し続けることで任期を伸ばし続けるもよしと、プレイヤーそれぞれの遊び方でゲームを楽しめるようになっています。気になる人は一度プレイしてみてください。
・関連記事
完全無料でボードゲームを物理エンジンによる3D環境でプレイできるオープンソースのシミュレーター「Tabletop Club」 - GIGAZINE
幾何学的でモノクロな夢の世界を歩いて探索する一人称ドリームシミュレーター「NIDANA」プレイレビュー - GIGAZINE
Google Geminiが生成するナレーションで歴史を体験できる「Universal History Simulator」、江戸時代の農民や古代ローマの塩鉱夫になって世界を探訪可能 - GIGAZINE
ロケット自作に役立つ無料シミュレーター「OpenRocket Simulator」 - GIGAZINE
数百隻の自律航行船が貿易・採掘・貨物輸送・拠点の放棄を行う様子を神の視点で観察する宇宙経済シミュレーター「The Space Project」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in レビュー, ゲーム, Posted by logu_ii
You can read the machine translated English article 'Permit Pending' is a city simulator whe….







