無停電電源装置(UPS)を選ぶ際の「正弦波」「出力波形」で知っておくと役立つことまとめ

無停電電源装置(UPS)には安価なものから特定の機器に適したものなどさまざまな種類があります。UPSを選ぶ際に見るべき「出力波形」について、海外テック系メディアのLTT Labsが解説しています。
Sine Waves and Spec. Sheets - UPS Considerations | LTT Labs
https://www.lttlabs.com/articles/2026/09/10/ups-considerations

UPSは通常、停電が発生すると、蓄電池からの直流電流を交流へ変換して出力します。電気の流れを波形で確認できる「オシロスコープ」では、直流は直線、交流は波打った正弦波として表示されます。UPSが完全な正弦波を生成するには複雑な回路が必要となるため、一部のモデルは疑似(修正)正弦波を出力することで対応しています。価格は高い順から正弦波、疑似正弦波と並び、その次に「矩形波」を出力するモデルが位置し、この3つがUPSの主な出力波形として扱われています。
正弦波と違い、疑似正弦波や矩形波はPCをはじめとする精密機器の動作には不向きで、これらの機器に使うと異音を発生させたり過剰な発熱や損傷を引き起こしたりすることがあります。
LTT Labsがテストした正弦波を出力するモデルの波形です。電源接続時と遮断後の復旧時の出力時の波形を示していて、復旧時は遮断前とほぼ同じ波形を出力することを示します。

以下は矩形波を出力するモデルです。同条件で復旧時に矩形波の出力に切り替わります。

LTT Labsは「もし長時間にわたってバッテリー電源で繊細・精密な機器に使用することを意図しているのであれば、純粋な正弦波出力に対応していることを確認すべきです。ほとんどのUPS製品は、自らが純粋な正弦波を出力することを誇らしげに示していますので、もし製品情報の中にそれが見当たらない場合には、対応していないと想定するのが妥当でしょう」と述べました。
LTT Labsは他にも出力電力やランタイム、動作温度などを見て選ぶべきだと指摘しています。
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in ハードウェア, Posted by log1p_kr
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