45万fpsの超スロー撮影で任天堂の早すぎたゲーム機「バーチャルボーイ」の仕組みを暴く

任天堂が1995年に発売した立体(3D)視を利用した据置ゲーム機「バーチャルボーイ」を分解し、中の光を45万fpsの超高フレームレートで撮影した様子を、さまざまなものを超ハイスピードカメラで撮影するYouTubeチャンネル・The Slow Mo Guysが公開しています。
The Fastest Game Console Ever Made? - Virtual Boy In Slow Mo - The Slow Mo Guys - YouTube

パーソナリティーはThe Slow Mo Guysのダン。バーチャルボーイを分解して中のチップを取り出します。

このチップがディスプレイの1つ。バーチャルボーイには左右それぞれ片目用に1つずつチップがあります。それぞれ内側に向けて配置されていて、光は中央にある膨らんだレンズを通ります。ここで映像が拡大され、さらに45度に配置されたミラーで反射されて、最終的にプレイヤーの眼球に届くという仕組みです。

バーチャルボーイのディスプレイは普通のディスプレイとは違い、224個の赤色LEDが縦一列に並んでいるだけです。解像度は「1×224」です。

しかし、接眼部を通して見ると、実際には384×224の驚くほど精細な画像が見えます。

ディスプレイの光は、リアルタイムではほぼ静止して見えます。ところがスローモーションカメラで撮影すると光が上から下へと流れるように動いているのが分かります。

この1本の筋のような光がミラーで反射されて左右に動き、複数の筋を作り出します。この筋が残像のように目に残ることで、映像が見えてくるという仕組みです。

ミラーは表示のリフレッシュレートと完全に同期して、毎秒50回振動しています。

面白いのは、テレビと同じようにフレームが常に同じ方向から描かれることです。左端から始まり、右端で終わり、次のフレームもまた左から始まります。また、視差を利用して左右の目に少し異なる視点からの映像を見せることで立体感を作っています。

LEDは1フレームあたり384回点滅し、片目では毎秒1万9200回に達します。1000fpsで見るとLED列の中で明るさに差があるのが分かり、3つの点灯段階と消灯段階、合計4段階の明るさを表現できるのが読み取れるそうです。

ダンは「この技術は当時としては本当にすごい。バックライトもなく、直接目に映像を打ち込む方式なので、非常にシャープで高解像度に見えます」と語りました。

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