総額約1100万円のお宝レトロゲームがゴキブリはびこるゴミ屋敷からざくざく発掘されるムービー
未開封のファミリーコンピュータ用ゲームソフト「ゼルダの伝説」が約9600万円で落札されたり、NINTENDO64で1996年にリリースされた「スーパーマリオ64」が約1億7000万円で落札されたりと、レトロなゲームは時代を超えてゲーマーたちを魅了し続けています。そんな中、20年間にわたりゴミが蓄積されたゴミ屋敷から、マニアなら喉から手が出るレトロなゲームがいくつも発見されたと、中古ゲーム探し専門YouTubeチャンネル・ Cheap Finds Gold Minesが報告しました。
This room has been LOCKED for almost 20 YEARS... - YouTube
YouTubers Discover $100,000 Of Classic Games In Hoarder’s House
https://kotaku.com/youtube-duo-find-100-000-of-vintage-games-in-hoarder-s-1847690206
視聴者から「ちょっと汚いがゲームの宝庫かもしれない家がある」と聞きつけたCheap Finds Gold Minesの面々を迎えたのは、大量のゴミの山と……
ゴキブリ
そして、それらに埋もれた大量のゲームソフトでした。
当然ながら保存状態は最悪なので、開封済みのものはどんどん捨てていきます。
一方、未開封のゲームもあるので、スマートフォンのライトの明かりを頼りに、慎重により分けます。
Cheap Finds Gold Minesのスタッフが回収したゲームは、2009年にPlayStation 3などでリリースされた「ベヨネッタ」など、一般の中古市場に流通しているものがほとんどです。
しかし、中には「バイオハザード4専用チェーンソーコントローラー」の限定品といった掘り出し物もありました。
二つ目のチェーンソーコントローラーも発見。
その後も、「ゼルダの伝説 風のタクト」といったメジャーなタイトルから、カルト的人気のマイナーゲームまで、さまざまなゲームが続々と発掘されていきます。
最終的には、山のような戦利品が回収されました。
ムービーの末尾では、ステファニーさんという女性が、この物件の来歴を語っています。ステファニーさんによると、この家には1965年からステファニーさんの叔父が暮らしていたとのこと。しかし、叔父は親しい人を亡くしたショックで物をため込むようになってしまいました。そして、2019年に体調を崩して家を手放すことになり、ステファニーさんが転居を手伝おうと家を訪れたところ、膨大なゲームコレクションが明らかになったそうです。
最終的に、ゴミ屋敷から発掘されたゲームは総額10万ドル(約1100万円)になったとのことでした。
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