TikTokがティーンエイジャーを守るための取り組みを強化、プッシュ通知受信可能時間の制限など
「世界で最もダウンロードされたアプリ」であるTikTokが、子どもの保護のため、15歳以下のユーザーのアカウントの非公開化&動画ダウンロードの無効化などに続く、新たな機能変更を発表しました。
Furthering our safety and privacy commitments for teens on TikTok | TikTok Newsroom
https://newsroom.tiktok.com/en-us/furthering-our-safety-and-privacy-commitments-for-teens-on-tiktok-us
主要な変更点は以下の4つです。
1:ダイレクトメッセージ(DM)のプライバシー設定
新規ユーザーが16歳・17歳の場合、ダイレクトメッセージの設定がデフォルトではメッセージ送信不可の「No One」となり、他人にメッセージを送るためには設定を切り替えなければいけなくなります。また、既存のアカウントで1度もDM機能を使用していない場合、初めてDM機能を使うときにプライバシー設定の確認を求めるメッセージが表示されます。
2:動画を見られる人の選択
16歳未満のユーザーが最初の動画を公開する際、動画の公開範囲(誰に見せるか)を選ぶように求めるポップアップが表示されるようになります。選ばない限り、動画を公開することはできません。
3:動画をダウンロードできる人の選択
16歳・17歳のユーザーの動画について、他のユーザーがダウンロードするときに確認ダイアログを表示する機能が追加されました。なお、16歳未満のユーザーによる動画のダウンロードはすでに無効化されています。
4:プッシュ通知受信時間の制限
ティーンエイジャーがポジティブなデジタル習慣を身につけられるように、プッシュ通知を受信できる時間が13~15歳のアカウントは21時まで、16歳・17歳のアカウントは22時までに制限されます。
今回の変更は今後数カ月かけて展開されていくとのことです。
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