iPad miniは次期モデルでついにホームボタンの廃止やベゼルの縮小などデザインの大幅変更が実現か
Appleが不定期でリリースしてきたiPad miniの最新バージョンは、2019年に登場した第5世代iPad miniです。iPadはベゼルが狭くなったり筐体デザインが変化したりと、見た目を大きく変化させている一方で、iPad miniは登場以来ほとんどその見た目に変化がありませんが、未発表の第6世代iPad miniではデザインが刷新されるとテクノロジーメディアのFrontPageTech.comが報じています。
EXCLUSIVE: First Look at Newly Redesigned iPad mini 6 – FrontPageTech.com
https://www.frontpagetech.com/2021/06/11/exclusive-first-look-at-newly-redesigned-ipad-mini-6/
2021年6月第1週、Bloombergが「Appleは新デザインのiPad miniで、ベゼルを狭くし、ホームボタンをなくすことをテストしています」と報じました。
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この報道を裏付けるべく、FrontPageTech.comは複数の情報筋から「第6世代iPad mini」の回路図・CADファイル・ハンズオン画像などを収集したそうです。収集したデータをそのまま公開してしまうと情報のリーク元が明らかになってしまうため、レンダリングアーティストの@RendersbyIanさんにデータを基にした第6世代iPad miniのレンダリング画像を作成してもらいました。
というわけで、FrontPageTech.comが複数の情報筋から入手したリーク情報を基にした「第6世代iPad mini」のレンダリング画像が以下の通り。iPhone 12シリーズや第4世代iPad Airなどのように、筐体はフラットなデザインに変わっています。そのため、FrontPageTech.comは「2020年に登場した第4世代iPad Airとほぼ同じデザイン」と述べています。
Bloombergの報道と同じように、FrontPageTech.comが入手した情報でも第6世代iPad miniからホームボタンは削除される模様。これにより第5世代iPad miniと同等のサイズながら、ディスプレイサイズは大きくなっているとのこと。なお、FrontPageTech.comによれば第6世代iPad miniのサイズは縦206.3mm×幅137.8mm×薄さ6.1mmです。
また、ホームボタンがなくなったことで、指紋認証用のTouch IDは天面のトップボタンに搭載されます。これは第4世代iPad Airと同じ。
本体下部からホームボタンが消えたことで、底面部分にあるスピーカーは「劇的に改善される」とFrontPageTech.comは指摘。ある情報筋は、第6世代iPad miniのスピーカーについて「クレイジーナイス」と表現したそうです。また、端末を充電・同期するためのポートはLightningからUSB-Cに変わっています。なお、iPhoneはいまだにLightningポートを採用していますが、第4世代iPad Airなど一部のiPadはすでにUSB-Cポートを採用しています。
さらに、第6世代iPad miniの本体カラーはシルバー・ブラック・ゴールドの3色展開です。
加えて、iPad miniとしては初のApple Pencilのサポートが実現するとのこと。
この他、第6世代iPad miniは5Gをサポートし、心臓部には第4世代iPad AirやiPhone 12シリーズと同じA14チップが搭載され、2021年の年末に発売されるとのことです。
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