「甲殻類アレルギーの人はセミを食べないで」とアメリカ食品医薬品局が警告


世界的に食料不足が叫ばれる中で、昆虫食は新たなタンパク源として注目を集めています。そんな昆虫食のひとつとして中国や東南アジアなどで古くから親しまれているセミについて、「甲殻類アレルギーを持つ人は食べないで」と政府機関が警告しています。

You probably shouldn’t eat cicadas if you’re allergic to shellfish - The Verge
https://www.theverge.com/2021/6/2/22465606/cicadas-shellfish-allergy-brood-x

アメリカで17年に1度大量発生する「周期ゼミ」が2021年5月中旬頃から大量発生しており、数十億匹から数兆匹が発生すると予測されていました。2021年に大量発生する周期ゼミは「Brood X(ブルードX)」と呼ばれており、生息地や特徴などは以下の記事にまとめられています。

数兆匹もの群れとなって地上を覆い尽くす周期ゼミ「ブルードX」の羽化が始まる - GIGAZINE


ブルードXの大量発生におびえている人もいれば、食べることを楽しみにしている人もいます。しかし、アメリカで食品や医薬品の安全規制を管轄するアメリカ食品医薬品局(FDA)が、Twitter上で「魚介類のアレルギーを持っている方は、セミを食べないでください。セミはエビやロブスターの親戚関係にあるので」と警告しています。


FDAによると、甲殻類アレルギーを持つ人は特定の昆虫を食べるとアレルギー反応を起こす可能性があるとのこと。甲殻類アレルギーを起こすエビやロブスターは、セミと同じく節足動物に分類されます。セミの体内にはエビやロブスターと同じ種類のタンパク質が含まれているため、これが体内でアレルギー反応を引き起こすとのこと。また、外骨格の主成分であるキチンは、アレルギーを持っていなくても腸を刺激する可能性があると海外メディアのThe Vergeは指摘しています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
コオロギをパウダー状にしてせんべいに練りこんだ「コオロギせんべい」試食レビュー - GIGAZINE

見た目のインパクト大な珍味「いなご甘露煮」と「蜂の子花九曜煮」を食べてみた - GIGAZINE

食卓に間もなく「昆虫」がやって来る - GIGAZINE

食料不足を救う可能性のある新食材「パワー小麦粉」の原料とは? - GIGAZINE

432時間サイクルで食用虫を養殖し続ける飼育装置「FARM 432」 - GIGAZINE

昆虫を育てて食糧にする「食用昆虫栽培装置」ではチキン味のパテが作れるそうです - GIGAZINE

in , Posted by logu_ii

You can read the machine translated English article here.