ビデオ通話を使った「バーチャル相互オナニー」のメリットとやり方
FaceTimeなどのビデオ通話アプリを使用してお互いに自慰行為を見せ合う「相互マスターベーション(相互オナニー)」がもたらすメリットとそのやり方について、海外ニュースメディアのMashableが解説しました。
Mutual masturbation can bring you closer to your partner, even over FaceTime
https://mashable.com/article/facetime-video-mutual-masturbation/
Mashableが提唱する「相互オナニー」とは、パートナーの目の前でお互いに自慰をしてそれを見せ合うというもの。男女間で行う性行為については「女性はセックスでオーガズムを経験する確率が男性より低い」という性による格差が存在しますが、この格差を解消するためには相互オナニーの中でどのような刺激が快感につながるのかをパートナーに見せることが役立つ、というのがMashableの主張です。
「相互マスタベーション」が男女間のオーガズム格差を解消するという主張 - GIGAZINE
しかし、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、相互オナニーどころか日中に会って食事することさえ困難な状況が世界的に続いています。そこでMashableが新しく提唱するのが、インターネットを介してオナニーを見せ合う「バーチャル相互オナニー」です。
インディアナ大学・キンゼイ研究所でセクシュアリティやジェンダーについて研究しているジャスティン・レーミラー氏は、バーチャル相互オナニーのメリットについて、「自分の好みや、感じる刺激の仕方をパートナーに知ってもらうための、有益な教材ビデオとしての側面があります」と説明します。
また、マンネリを防いで性生活を充実させる効果もあるとのこと。アダルトグッズメーカー・Organic Lovenの創業者であるテイラー・スパークス氏はMashableに対し「バーチャル相互オナニーをすると、露出狂とのぞき魔の両方になることができるので、『目新しいエッチのレパートリーを増やしたい』と思った時にうってつけです」とコメントしています。
上記のようなメリットがあるとはいえ、出し抜けに「オナニーを見せ合おう」と持ちかけるのはハードルが高いのも事実。そこでスパークス氏は、「パートナーがプライバシーを気にしている場合は『同意なしに録画しない』と決めたり、見られるのを恥ずかしがる場合は、まず乗り気な方が自分のオナニーを見てもらうことから始めたりするという方法があります」と提案しました。
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