レビュー

コンパクトで持ち運びも楽な1500ルーメンのライト「ビーモ」&設置箇所を選ばずアームで拡張性の高い三脚「ゴリラポッド リグ」を使ってみた


カメラやスマホで撮影をするとき、天井の照明が欲しい位置にあるとは限らず、意図しないところに影が落ちることがあります。ストロボ撮影をするという手もありますが、なにか手軽に、取り回しのいいライトがあれば助かるのに……と探していると、約5cm角という手のひらサイズで1500ルーメンの明るさを得られ、付属のマウントで三脚にも装着可能なライト「ビーモ」が見つかったので、三脚「ゴリラポッド リグ」とともに使ってみました。

ビーモ - JB01579-BWW | Joby JP
https://joby.com/jp-ja/beamo-jb01579-bww/

ゴリラ ポッド リグ - プロ仕様のゴリラ ポッド | JOBY
https://joby.com/jp-ja/gorillapod-rig-jb01522-bww/

◆ビーモ
注文した「ビーモ」と「ゴリラポッド リグ」が編集部に到着しました。


この白色の箱が「ビーモ」。


内容物は本体に取り付けるディフューザー、本体、ユニバーサル三脚マウント、充電用のUSBケーブル、簡単な説明書。


本体を正面側から見るとこんな感じ。本体左側面にはアクセサリー取り付け用のコールドシューがあります。


背面側と本体右側面はこんな感じ。


底面には側面とは別に2つ目のコールドシューがあります。黒い2つのボタンは電源のオンオフや明るさ調整に用います。


カメラのアクセサリーシューに接続したり、三脚穴に接続したりするためのユニバーサル三脚マウントが別途ついています。


天面の赤いカバーを開き、さらに黒いフタを外すとUSB Type-Cポートがあります。ここにケーブルを接続して充電します。


ワイヤレス充電規格・Qiにも対応しています。充電中はインジケーターが赤く光りますが、明るいところだとちょっと見づらいかも。


実際にカメラに取り付けるとこんな感じ。


ぴかー


明るさは5段階で調整可能。どれぐらい差があるのか、暗くした部屋で試してみたのが以下のムービー。

JOBY「ビーモ」明るさは5段階でどれぐらい変わるか確認してみた - YouTube


ライトは点滅させることも可能。明るさとは別に、点滅速度を5段階で調整できます。どれぐらいの点滅間隔なのかを試してみたのが以下のムービー。なお、最速だとかなりの速度での点滅になるため、閲覧時は注意してください。

JOBY「ビーモ」ストロボ点灯間隔を5段階で調整するとこうなる - YouTube


ビーモはサイズが小さく携帯が容易でありつつ1500ルーメンの明るさで、屋外撮影時の補助ライトとして便利なほか、手軽に使えるので屋内撮影時の補助でも役立ちます。以下は卓上撮影時にどれぐらい差が出るのかを試した事例です。


被写体は手元にあった「鬼滅の刃タルト」。

以下は左がライトOFF、右がライトON(明るさ最小)の場合です。


ライトOFFとライトON(明るさ最大)を比較するとこんな感じになります。


なお、ビーモはmy JOBYアプリ(iOS版/Android版)を使って、スマートフォンとBluetooth接続することで、遠隔コントロールも可能。今回は基本的に手元撮影の補助の前提だったので、電源ON/OFFや明るさ調整は手動で行いましたが、特定の明るさを保存しておくこともできます。さらに、複数のビーモを同時にコントロールすることもできるので、「ビーモ1個じゃ足りない」という人も手軽に扱うことができます。

◆ゴリラポッド リグ
ビーモはアクセサリーシューに取り付けが可能なので、多くのカメラにストロボ代わりとして取り付けることが可能です。しかし、しっかりと撮影するときには、照明を複数方向から当てて影を消したくなることもあります。こうした撮影で役に立つのが、同じJOBYの出している「ゴリラポッド リグ」です。

内容物はこんな感じ。左下が三脚本体で、その右側にある三脚と同じようなパーツが連なったものはアーム。


説明書は絵のみで非常にシンプル。


雲台の耐荷重は5kg。360度どの方向にでも向けられるほか、垂直方向90度のティルト機能もあるので、取り付けたカメラなどを最適な方向に向けることが可能です。


雲台から外したクイックシューはこんな感じでX字形をしています。


先ほどのビーモを取り付けるとこんな感じ。


さらに、両側にアームを取り付けるとこうなります。中央にカメラを固定し、両側のアームにビーモを2つ取り付ければ、両方向から照らしつつ撮影することができるわけです。


また、三脚基部にスリットがあり、ベルトを通せるようになっています。


このように固定すると……


三脚の足だけでは固定できない、太い柱のようなところに取り付けることも可能です。


耐荷重5kgを生かして、大型の一眼レフカメラを固定するとこんな感じになります。この装備で約2.8kgです。なお、さすがに重さが一点にかかる形だと足がじわーっと曲がってしまったので、ある程度以上の重量を装備するならバランス取りが必要です。


記事作成時点で、「ビーモ」はJOBY公式サイトで定価の20%引きの9882円、「ゴリラポッド リグ」も同じく定価の20%引きの2万2968円で販売されています。

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by logc_nt

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