ネットサービス

Twitterがついに「認証済みバッジ」の申請プロセス再開を発表


Twitterが「認証済みバッジ」の申請受付を再開すると発表しました。認証済みバッジは2017年に停止されて以降、申請できない状態が続いていました。

新たな認証申請プロセスを導入し、一般からの認証申請の審査を開始
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/company/2021/relaunching-verification-and-whats-next.html


認証済みバッジとは、相次ぐ企業や有名人のなりすましを防ぐべくTwitterが2009年に導入したシステムです。導入当時はTwitter側からアカウントに対して声かけを行ってバッジを発行するという個別対応しか存在しませんでしたが、2016年にバッジをリクエストするための画一的なシステムが導入されました。

Twitterアカウントが本物であることを示す「認証済みバッジ」のリクエストシステムが登場、申請方法まとめ - GIGAZINE


しかし、このリクエストシステムは審査プロセスが不透明であり、「公式アカウントなのにバッジを配布してもらえない」という事態が続発し、さらに白人至上主義を標ぼうするアカウントにバッジが付与されるという問題まで発生。その結果、2017年にTwitterは「新規発行を全面停止する」という決断を下しました。

Twitterが青色チェックマーク「認証済みアカウント」の基準を見直すため認証プロセスを一時中断 - GIGAZINE


以降、Twitterはポリシー改定に関する意見募集を行うなど、認証済みバッジ発行再開に向けて前向きな姿勢を見せ、2021年5月20日についに審査再開を明言しました。

この審査再開に関し、Twitterはポリシーを改定して臨んでいます。改訂後のポリシーでは、認証を受けるためには当該アカウントが「政府機関」「企業、ブランド、組織」「ニュースメディア、ジャーナリスト」「エンターテインメント」「スポーツ、ゲーム」「活動家、主催者、その他の有識者」の6カテゴリのいずれかに属している必要があります。その上で、さらに「プロフィール名・プロフィール画像・確認済みメールアドレス・電話番号の全てが登録されている」「過去6カ月間アクティブである」「Twitterルールを順守したという記録が残っている」との要件をクリアする必要があるとのこと。各カテゴリごとの要件などの詳細は、以下の「認証済みアカウントについて」から確認できます。

Twitterの認証バッジの要件 - 青いチェックマークの取得方法
https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/about-twitter-verified-accounts


申請手続きは、「設定とプライバシー」の項目から行えます。具体的な申請手順は、前述の6カテゴリの中から自分のアカウントが属するものを選び……


続いて、本人確認の手段を「Govermment issue(公的機関が発行した写真付き身分証明書)」「Official email address(公式メールアドレス)」「Official website(公式ウェブサイト)」から選択するだけ。


申請終了後は以下のような画面が表示されます。審理期間については、認証される場合も、認証されない場合も、申請後1~4週間以内にメールで結果が通知されるとのこと。


以上の申請プロセスの再開日について、Twitterは「発表から数週間以内」と述べています。また、申請プロセス再開に伴って、アクティブでないアカウントや適切に情報が登録されていないアカウントなどの新ポリシーの認証条件を満たしていないアカウントから認証済みバッジを順次剥奪するとのことです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Twitterアカウントが本物であることを示す「認証済みバッジ」のリクエストシステムが登場、申請方法まとめ - GIGAZINE

Twitterが「認証済みバッジ」再発行に向けて意見募集 - GIGAZINE

TwitterのAPIがアップデートされ「いいね」などのデータにアクセス可能に - GIGAZINE

Twitterが月額330円の有料サービス「Twitter Blue」を計画中か - GIGAZINE

Twitterの投げ銭機能「Tip Jar」を使うと本名や住所がバレることが判明、その回避方法とは? - GIGAZINE

in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.