M1チップ搭載で生まれ変わった新型「iMac」とIntelチップ搭載iMacのスペックを比較

Appleのディスプレイ一体型コンピューターである「iMac」は、10年以上にわたり同じデザインが採用されてきましたが、2021年4月の配信イベントでついに新デザインのM1搭載iMacが発表されました。この新しいiMacには初のApple Siliconである「M1」チップが搭載されています。一方で、Intel製のCPUを搭載したiMacも引き続き販売中ということで、M1搭載iMacとIntelチップ搭載iMacのスペックを比較しまくってみました。

New M1 iMac vs Intel: Specs, features, price, more - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2021/04/22/new-m1-imac-vs-intel-imac/

2021年4月に発表されたM1搭載iMacは、これまで販売されてきた21.5インチのIntelチップ搭載iMacに代わる、新しいiMacのエントリーモデルとなるものです。M1チップを搭載したことでロジックボードの小型化＆電力効率の向上による排熱機関の縮小が可能となり、これまでで最も薄いわずか11.5mmのiMacへと生まれ変わりました。

◆CPU・GPU・ストレージ・メモリ
AppleはM1搭載iMacと前モデルの21.5インチIntelチップ搭載iMacを比較して、CPUパフォーマンスは最大85％向上、GPUパフォーマンスは最大2倍向上、機械学習パフォーマンスにいたっては最大3倍向上すると述べています。

実際のスペックを比較した表は以下の通り。

数字で比較するとM1チップのスペックは貧弱にみえるかもしれませんが、M1チップがIntel製のCPUや他社性グラフィックスカードよりもはるかに高性能であることは複数のベンチマークにより明らかになっています。

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◆ディスプレイ
新型iMacは解像度4.5K(4480×2520ピクセル)の24インチディスプレイを採用しています。ディスプレイサイズは21.5インチから24インチに、解像度は4Kから4.5Kに向上。ディスプレイサイズは大きくなっているものの、ベゼルが小さくなったことで同サイズの筐体を採用しながらディスプレイの大型化に成功しています。

ディスプレイに関するスペックを比較すると以下の通り。

◆I/O
新型iMacの入出力ポート(I/O)には、2つのThunderbolt/USB 4ポートと、2つのUSB 3 Type-Cポートが搭載されており、USB-AポートやSDカードスロットは存在しません。

I/O部分をこれまでのiMacと比較すると以下の通り。

◆オーディオ
M1搭載iMacは大きく正確な音が伝えられるようにフォースキャンセリングウーファー2組と、すばらしい低音域レスポンスを実現する6スピーカーシステムを搭載しています。これにより新型iMacはこれまで以上に重厚な音を表現可能です。

オーディオ関連のスペックを比較すると以下の通り。

◆サイズ・重さ
iMacのサイズや重さを比較すると以下の通り。新型iMacの奥行きは14.7cmですが、これはあくまでスタンド込みのサイズで、ディスプレイ部分はわずか11.5mmという驚愕の薄さを実現しています。

◆価格
M1搭載iMacとIntelチップ搭載iMacの価格を比較すると以下の通り。