ツインターボファン搭載の高性能ゲーミングスマートフォン「Lenovo Legion Phone Duel 2」が登場
Lenovoが新しいゲーミングスマートフォンのフラグシップモデルとなる「Lenovo Legion Phone Duel 2」を発表しました。心臓部にはQualcommの次世代SoC「Snapdragon 888」を搭載しており、スマートフォンとしては珍しいツインターボファンを採用したゲーミングスマートフォンの名にふさわしい端末に仕上がっています。
Lenovo Unleashes Next Mobile Gaming Powerhouse with the Lenovo Legion Phone Duel 2 | Lenovo StoryHub
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2020年にはモバイルゲーマーの数が26億人を超えており、今後、さらにその数は増加していくと予測されています。しかし、すべてのスマートフォンが同じように作られているわけではないため、勝敗を決するような重要な場面では「勝つために設計されたスマートフォン」を使用することが重要である、とLenovoは主張しています。
そんなモバイルゲーマーの需要増を見越してLenovoがリリースしたのが、ゲーミングスマートフォンの「Lenovo Legion Phone Duel 2」です。スマートフォンとしては珍しい大型パッシブ冷却蒸気チャンバーとアクティブツインターボファンが組み込まれているため、スマートに端末を冷却することが可能。これにより「最高のパフォーマンスと信頼性の高いFPSを実現することが可能になる」とLenovoは主張しています。
心臓部にはQualcommのSnapdragon 888、ストレージはUFS 3.1対応の512GB、メモリ(RAM)は最大18GBのLPDDR5メモリを採用。OSはAndroidを搭載しています。
ディスプレイは6.92インチ・解像度2460×1080ピクセルのものを採用しており、リフレッシュレートは最大144Hzに対応。本体側面中央部分には収納可能な44メガピクセルのインカメラが搭載されており、ボタンを押すと自動で出したり収納したりができます。このインカメラを使ってゲーマーはライブ配信を行うことが可能で、専用フィルターを使えば背景を除去したり自身にアバターを重ねて表示したりすることもできます。
さらに、AIで最適化された4つのノイズキャンセリングマイクを搭載しているため、騒がしい環境下でも優れた音質を提供できます。
Lenovo Legion Phone Duel 2は2つのバッテリーを搭載しており、容量は合計で5500mAh。2つのUSB-Cポートが搭載されているため……
2本のUSB-Cケーブルを挿すことで、17分で80%までバッテリーを充電することが可能。フル充電にかかる時間は30分です。
大型パッシブ冷却蒸気チャンバーとアクティブツインターボファンが統合された、Lenovo Legion Phone Duel 2の冷却構造は以下の通り。中央にSoCが配置されており、効率よく熱を流すように設計されているため、ゲーム中に端末が熱くなり過ぎないようになっています。
Lenovo Legion Phone Duel 2の側面4か所と背面2か所にある水色部分は、ゲーム中にボタンとして使用することが可能。
なお、Lenovo Legion Phone Duel 2はヨーロッパではメモリ16BG・ストレージ512GBのモデルが999ユーロ(約13万円)で販売される予定です。
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