「動く棒人間」のGIFアニメがスマホやPCのカメラで作成できる「棒人間メイカー」レビュー

ウェブカメラの画像から姿勢を推定し、棒人間のGIFアニメーションに変換してくれる「棒人間メイカー」がGoogleのシニアソフトウェアエンジニアである河本健さんによって公開されました。どんな動きでも棒人間アニメーションにしてくれるので棒人間素材が欲しい時に超絶便利な棒人間メイカーを、実際に使ってみました。

Stickfigure Recorder
https://stickfigure-recorder.web.app/

上記URLにアクセスすると以下のようなページが表示されます。

棒人間メイカーは「1．録画する」「2．編集」「3．出力」の3つのプロセスでサクッと動く棒人間のGIFアニメーションが作成できます。「1．録画する」では「低(スマホ)」「中(中級パソコン)」「高(ハイエンドPC)」「超(超ハイエンドPC)」から自分の使っている端末を選んで……

「平滑化」のスライダーを調整します。このスライダーを右に動かしていくほど、棒人間がゆっくり、ヌルヌル動くようになるとのこと。今回は端末を「中」、平滑化を「4」で設定しました。

「録画開始」を押すと……

カメラへのアクセスを求められるので「許可する」をクリックします。

録画が始まると、画面上に撮影映像と、それに重なる形で棒人間が表示されます。どのように棒人間が作り出されて記録されているかをチェックしながら撮影できるというわけです。

撮影が終わったら「停止」を押して……

「2．編集」へ。編集画面には2つのスライダーがあり、上のスライダーは自動再生される棒人間アニメーションの再生時点を示すもの。下のスライダーがアニメーションのカットを行うものです。

再生されるアニメーションを見ていると、画面から人が見切れた時などは、棒人間が以下のような感じでグチャッとつぶれていました。

下のスライダーを動かして不要な部分を切り取って……

「3．出力」を押すとGIFファイルがダウンロードされます。

実際にダウンロードされたGIFアニメーションは以下の画像をクリックすると見ることができます。

上記のアニメーションの棒人間の動きをリアルで見ると以下のような感じです。

PCやスマホのカメラで棒人間を作成できる「棒人間メイカー」を使っている様子 - YouTube


なお、平滑化を最高レベルの12にすると、棒人間の動きがゆっくりになるので、速い動きをすると動きがずれることに。

棒人間はゆっくり人間の動きをトレースするので、平滑化のレベルに合わせて動きの速度を調整する必要があります。