蚊を自動検知してレーザーで滅却するRaspberry PIマシンが誕生
by Andrew "FastLizard4" Adams
蚊はマラリア・デング熱・ジカ熱などの病気を媒介する衛生害虫で、毎年全世界で殺人事件による死者の2倍に相当する70万人以上を死に至らしめています。そんな蚊をマシンビジョンと機械学習で検出し、レーザー照射で焼き殺すというRaspberry PIマシンが開発されました。
Raspberry PI for Kill Mosquitoes by Laser[v1] | Preprints
https://www.preprints.org/manuscript/202101.0412/v1
蚊を自動検出して焼き殺すマシンを生み出したのは、ロシア・南ウラル国立大学のIldar Rakhmatulin氏。同氏は蚊が毎年世界中で多くの死者を出している状況を打破するためには画期的な発明が必要だとして、「ディープラーニングによって蚊を見分けてレーザーを自動照射するマシン」の概念検証用の試作機を開発しました。
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