Facebookの「パスワードのリセット機能」を利用して見覚えがない電話番号の持ち主を特定する方法
by www.thoughtcatalog.com
スマートフォンや固定電話に見知らぬ電話番号から着信があった際、「どこかの会社からかかってきたのか?」と考えて、とりあえずインターネットで番号を検索した経験がある人は多いはず。そんな見知らぬ電話番号の持ち主を知りたい人に向けて、デジタル関連のウェブメディア・ByteXDが「Facebookのパスワードリセット機能を利用して、見知らぬ電話番号の持ち主を特定する方法」を紹介しています。
Look Up Unknown Phone Numbers using Facebook Reset Password or WhatsApp - ByteXD
https://bytexd.com/look-up-unknown-phone-numbers/
ByteXDが紹介する「Facebookのパスワードリセット機能を利用して電話番号の持ち主を特定する方法」は、以下のムービーを見るとよくわかります。
Look Up Unknown Phone Numbers using Facebook Password Reset - YouTube
まずはブラウザのシークレットモードやプライベートウィンドウを開き、Facebookにアクセスします。
ログアウトした状態でFacebookにアクセスするとログイン画面が表示されるので……
「Email or Phone Number(メールアドレスまたは電話番号)」の欄に、持ち主を特定したい電話番号を入力。この際、「国コード」を含む電話番号全体を入力する必要があるので注意が必要です。
「Password(パスワード)」の欄は任意の英数字を入力して「Log In(ログイン)」をクリックします。
任意の文字列を入力しただけなので、当然ログインに失敗しました。
ここで「Forget Password?(パスワードを忘れた場合)」をクリックすると……
パスワードのリセット画面に移行しました。この際、パスワードのリセットを試みるアカウントが本当に自分自身のものかどうかを確かめるため、「ログイン試行時に入力した電話番号が登録されているFacebookアカウント」が表示されます。アカウント名だけでなく、一部分が隠されたメールアドレスやアカウントのプロフィール画像なども見ることが可能です。
もしも入力した電話番号が登録されたアカウントがない場合、以下のような画面が表示されるとのこと。なお、この方法は「持ち主を知りたい電話番号」がわかっている場合にのみ有効であり、非通知でかかってきた電話については持ち主を探すことができません。
この方法の欠点としては、Facebookが以下のような形で「誰かが自分のFacebookアカウントにログインを試みた」と通知するため、電話番号の持ち主が不審に思う可能性があるという点です。ByteXDは相手に少しでも情報が渡ることを恐れているユーザーに対し、VPNを使用することを推奨しています。
また、ByteXDは「WhatsAppのプロフィール写真を確認する」という手法についても紹介しています。この方法は非常に単純で、持ち主を知りたい電話番号を連絡先に追加し、WhatsAppでこの連絡先を検索するだけ。運が良ければ、WhatsAppのプロフィール写真に自撮りや個人の特定につながる画像が使われている場合があります。
この手法でプロフィール画像を特定した場合、Googleの画像検索などを利用することで、WhatsApp以外のSNSで同じ画像を使用するアカウントを探すことも可能。以下のムービーを見ると、画像検索からSNSアカウントを絞り込む方法がわかります。
Reverse Image Search Specific to a Single Website - YouTube
まずはGoogleの画像検索を開き……
検索したい画像をドラッグ&ドロップで持ってきて検索。
すると、ウェブサイトやSNSのアカウントが混在した検索結果が表示されました。
このままでは持ち主の特定につながる有用な情報を探しづらいので、検索バーに「site:twitter.com」と入力。これで検索結果に表示されるのがTwitterだけになり、WhatsAppと同じプロフィール写真を使っているアカウントの特定が楽になります。
検索結果を確かめてみると、ちゃんと似た画像を用いているTwitterアカウントが検索されていました。
ByteXDはこれらの手法を紹介した理由について、「あなたを悩ませたり嫌がらせをしたりしている人を追跡することを意図している」と述べています。また、FacebookやWhatsAppの機能を利用して怪しい電話番号の持ち主を特定することが違法である可能性は低いものの、あくまでも自己責任で実行するようにとByteXDは注意を促しました。
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